新世代歌謡グループを標榜するはやぶさ(JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント/ヒカル・ヤマト)が2019年の暮れに発売した「酔わせて朝まで」(作詞:かず翼/作曲:平 義隆/編曲:内田敏夫)を再プッシュしている。2020年8月に発売した新曲「キンキラKING!」をプッシュするのが本来の姿だが、新型コロナウイルス蔓延の煽りを受け活動が出来なかったことに加え、カラオケファンをメインに根強いセールスが続いている等の理由から再度プロモーションをかけている。
「このところアニメソングが続いていました。でもこの『酔わせて朝まで』に関してはやっと歌謡曲にたどり着いた、という思いで発売当初から気に入っていた作品でした。ただ、発売されてもう1年ちょっとになるんですがコロナ禍の影響で十分なキャンペーンが出来ませんでした。市場での評判が今なお良くCDの売れ行きにも安定感があるので再度プロモーションをかけています。よ~しこれから、というのが本音ですネ」(ヒカル)と気合が入る。
女性パートのヒカルと男らしさが溢れるヤマトのボーカルが実に心地いいし理屈抜きで聴かせて楽しませてくれる安心感のある作品だ。「この作品はヤマトとのデュエット、つまり2人で歌え1人でも歌えます。カラオケファンの方には是非トライしてほしいですネ」とPRする。


シングル:酔わせて朝まで【通常盤Aタイプ】


同【通常盤Bタイプ】

デビューしてもう8年目。まだ決定打こそないものの一作毎に成長が見られるし、色んな作品にトライすることで引き出しも着実に増えてきた。つまり歌への貪欲さが彼たちの成長に導いている。ただ日本はコロナ禍の影響で迷走が続く。エンターテインメントの世界も例外ではない。
このコロナ禍どうしていたの?―
「しばらくはほとんど仕事もなく1人でレッスンしたり声出しをしたりしていましたが、YouTubeで動画を撮り編集したり、あとは日本舞踊を習ったり体力作りという事でウォーキングもしました」(ヒカル)。
「僕は外に出るのに少々不安もあり自宅で料理に挑戦しました。これまではほとんどが外食だったので自分であれこれ作って楽しんでいました。料理もいいもんですネ」(ヤマト)。

音楽界はアナログからデジタルに変わり音の伝達方法もすっかり変貌を遂げている。インターネットを駆使した配信はその代表であり、演歌・歌謡曲界もデジタルへの進化が顕著だ。はやぶさも配信ライブ(無観客)の定期化やインターネット・サイン会にも挑戦している。コロナ禍でやりたいことも出来ない昨今。きっとストレスが溜まっているのだろうと想像する。こういう時こそ将来を見据えて日頃出来ないことに貪欲にチャレンジすることはライバルとの差別化になる。とにかく結果は気にしないで「良い」と感じるならやってみることを実践してほしいね。

*2021年1月28日(木) 19:00-
はやぶさ「ネットチェキサイン会vol.6」をYouTube「NAGARA TV」にて生配信開催!

なお、2021年1月から東京・明治座でのスペシャルステージ「新春『五木先生の歌う!SHOW学校』舞台版」(14日(木)~24日(日)まで)への出演が決まっていたがコロナ禍による緊急事態宣言で急きょ公演延期となった。

※詳細ははやぶさ オフィシャルサイトをご覧ください