「早くステージに立ちたい、それくらい楽しみにしています」。そう語っているのは、7月5日~11日まで大阪・新歌舞伎座で座長公演を行う徳間ジャパンコミュニケーションズの水森かおり。それに先立ちこのほど大阪市内のホテルで意気込みなどを語った。 
今回の「水森かおり公演」は今年6月(18~27日)に約2年ぶりに開催する東京・明治座での初の単独座長公演に続くもので、芝居と歌の2部構成。「コロナ禍でイベントが延期、中止になっている中、とにかく前に前に進んでいきたい。このステージを観てまた明日から頑張ろうと思ってもらえるような舞台にしたい」と満面笑みで抱負を語る水森。「初日まで緊張感を持ち続けたい」と舞台への思いを熱っぽく語った。

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1部の芝居「笑劇 大正浪浪漫~令嬢、難儀を引き受ける?~」(作・演出:池田政之)では女子大生に扮し女性記者を目指す令嬢役に挑む。「衣装は大正時代の着物でお嬢様感を出したい」とコスチューム面でも楽しんでもらいたいという。2部の「水森かおりコンサート in 新歌舞伎座」では最新曲「鳴子峡」をメインに大ヒット曲の「鳥取砂丘」などのオリジナルのほか大阪ものにも挑戦し、「大阪らしさを出したい」と語った。また、数々のご当地ソングと劇場バージョンの巨大衣裳も見所だ。

昨年の紅白歌合戦で18年連続出場を果たし、デビュー26 年目を迎えた “ご当地ソングの女王”水森かおり の 2021年の勝負作は、宮城県の鳴子峡を舞台に悲しい恋を切々と綴った「鳴子峡」。ジャケット写真とカップリング曲を替えた2 タイプを1月19に同時発売した。


【タイプA】「鳴子峡」(作詩:かず 翼/作曲:弦 哲也/編曲:伊戸のりお)
c/w「秋保大滝」 B・T「笑顔で遠まわり 2021」


【タイプB】「鳴子峡」 c/w「牡鹿半島」 B・T「笑顔で遠まわり 2021」

なお、6月9日にはタイプA、タイプBに加えカップングを替えたタイプCとタイプDを発売する。