カラオケらしきものが日本に誕生して40年余り。当時はおじさん達が主役で今の市場の土台を作った。そうした時代をカラオケ業界では第1次カラオケブームと呼んだ。その勢いを加速させたのがそれまで予想もしなかった若者層が全く新しい市場を開拓した。それがカラオケボックスである。

酒場市場(ナイト市場とも言う)とともに業界の市場を2分しているカラオケボックスの誕生は1985年。岡山県で船舶用のコンテナを使用し野外型カラオケボックスに改造したイエローボックスだった。以来、雨後の竹の子のように全国規模で増加、同時にカラオケ人口を飛躍的に増やした。当時は都心から離れた郊外ロードサイトが主流だったロケーションもカラオケ人口の増大とともにサラリーマンやOLで賑わう繁華街やビジネス街などの商業施設にも進出。市場は更に拡大の方向に進んだ。

カラオケボックスの第1号となった船舶用のコンテナに白羽の矢が立てられたことに疑問?を持つお方も多いだろうが、理由は簡単「音響効果がいい」からだった。近郊の空き地に突然コンテナを使ったボックスが誕生した、そんな光景を体験されたお方も多いはず。