今年で開催15周年を迎え、新人・若手歌手のバックアップはもとより、優れた歌唱力を持つアーティスト発掘の一役を担えればと毎月1回(基本毎月第3木曜日)に開催されている「KOBE流行歌ライブ」(主催:KOBE流行歌ライブ実行委員会)のvol.177(6月20日開催)には、 永井みゆき(テイチクエンタテインメント)、藤原 浩(キングレコード)、水城なつみ(キングレコード)、春蝶(UPCレコード)が出演し、夏らしい衣装も楽しめるステージとなった。


PRコーナーでは、同ライブ初出演の春蝶(しゅんちょう)が涼やかな若草色の着物姿でオリジナル曲「恋慕酒(しのびざけ)」からスタート。続いて、“歌って踊れる舞踊歌手”の本領を発揮すべく「人恋酒場/三山ひろし」の曲にのせて演じるおかめ・ひょっとこ踊りでは張り子のお面をつけて楽しませた。


そして、もう一つの見せ場でもある 衣装の“早変わり”ではブルーのドレスで来年の東京オリンピック・パラリンピック江の島セーリング競技応援歌「夢の江の島…パラダイス!」を披露。神奈川県出身で3歳の頃には日本舞踊を習得、国立劇場(6歳)や歌舞伎座(11歳)の舞台に立ち、国内外の舞踊ショーに出演しながらモデル等のほか舞踊教室や舞台指導もこなしている。現在は鷹峯流師範・鷹峯春蝶としても活躍中。この9月にはテイチクレコードへ移籍する。

続く恒例のテーマソングコーナは令和元年のライブに因み今月も “始まり(スタート)”をキーワードに、


水城が「水城なつみの始まりの曲なので…」とデビュー曲「泣いてひとり旅」、


藤原は「僕の曲にちょうど“始発”とつく曲がありましたので…」と「ふたりの始発駅」、


永井は「高校1年生16歳のデビュー曲です」と「大阪すずめ」を披露した。


メインコーナーのトップはデビュー7年目、6月14日に25歳のバースデーを迎え「大人の女性として少しずついろんなものを吸収していきたいな」と話す茨城県出身の水城が「逢ってみたいひと」を披露。「今日から夏の着物を着てみたんです」と夏らしい朝顔柄の着物で北海道を舞台にした前作「江差恋しぐれ」と続けた。地元・つくば市で18歳まで曽祖父母を含む4世代+約70羽の鶏と同居していた水城。歌好きな家族に囲まれて一番最初に歌った関西縁の作品「大阪しぐれ/都はるみ」、8枚目のシングルで男勝りの女性を主人公にした高知が舞台の新曲カップリング「はちきん祭り歌」、岩手の南部風鈴の音色が切ない恋の歌の新曲「みちのく恋唄」(作詞:万城たかし/作曲:宮下健治/編曲:南郷達也)を歌い上げた。5月から始まったBS日テレ「令和歌謡塾」(毎週水曜5:00-5:30放送)ではパク・ジュニョンと隔月奇数月担当で司会&出演中!8月には水城なつみwithごぼう先生による最新曲をリリースする予定。
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いつもスマートな身のこなしに定評のある藤原 浩は倖せ演歌の「みちづれの花」で登場。歌手になって26年目。「お前の歌は眠くなるんだよ…、と多くの人によくいわれたものでした…」のトークで観客の心をくすぐる。岡山県赤磐市出身、長距離トラックのドライバーとして母と妹を守り、作曲家の遠藤実氏に弟子入り後は付き人修行を積んでやっとの思いで歌手へのチャンスを掴んだ。続けてオリジナルナンバーから定評のある艶歌の「雪明かり」「越前つばき」、北海道を舞台に守りきれなかった女性への気持ちを切なく歌ったムード歌謡の新曲「北のさすらい」(作詞:円 香乃/作曲:徳久広司/編曲:伊戸のりお)を披露。「これまではソフトで甘い声質を生かした望郷ものや海の歌などが多かったんですが、藤原浩の自然体の声を生かそう、と石原裕次郎さんの『北の旅人』をイメージして作って頂きました」。新曲ポスターのトレンチコートは憧れの石原裕次郎さんを真似て探した逸品。ステージでは、「生前、遠藤先生に一つだけ褒められたことがあるんです。『君は本当にいい声をしている。親に感謝しなさい』と―。でも、そんな父親は僕が幼少の頃に突然いなくなっちゃいまして…。歌手になったある日、故郷の岡山の客席で握手をしてたらいたんです、お父ちゃんが…。それからしばらくしてお母ちゃんは60幾つで亡くなりましたが、先日、新見市の収録番組で歌っていたら握手を求められましてね、お父ちゃんに…!?。80幾つでまだ生きていたんですよ…」のトークには会場も大爆笑。まさに艱難辛苦の日々を乗り越えた藤原。最後は「生きていて辛い時もありますが、作詞家の円先生が『この歌を一生懸命に歯を食いしばって歌って頑張りなさい』と書いて下さいました」と新曲のカップリング「命の限り」で歌い締めた。
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“みゆきちゃ~ん!”コールと共に登場した永井は同ライブの前日に発売したばかりの新曲「おんな泣き港」(作詞:麻こよみ/作曲:徳久広司/編曲:伊戸のりお)を歌い、「KOBE流行歌ライブには最多出演させて頂けてとても幸せです」と挨拶。別れた愛しい男性を追って船で九州の大分・別府から瀬戸内・明石、房総・館山の港へと一人旅する女性が主人公で、切ない歌詞にノリのいいメロディーがマッチする新曲。カップリングの「菜の花恋唄」は「愛する漁師が館山のタイ釣り舟に乗ったまま帰らぬ人となったとても悲しい歌詞なんですが、実際にこの詞のような経験をされた方もおられるとお聞きしました。徳久先生には『明るいメロディーなので明るく歌うとより切なさが伝わるよ』とアドバイスしていただきました」。ご縁のある千葉県・館山が舞台のオリジナル作品を数曲出している永井。「館山といえば『くじらのたれ』という鯨の干し肉と美味しい地酒の相性がたまりませんよ~!というのも現在、館山市の『館山ふるさと大使』を務めさせていただいておりまして…」。同様に努めている「島根県雲南市PR大使」や故郷の「岸和田観光大使」としてもしっかりPRした後は、母の出身地という島根県・奥出雲が舞台の「雨の木次線」、「よさこい時雨」「地吹雪情話」と続けた。「初めて唸り節に挑戦してみました」と話す旅情演歌の新曲「おんな泣き港」を最後に再び歌い上げた。

*テレビ番組「人生酒場~唄は夜につれママにつれ~」(テレビ大阪:毎週水曜 25:30~25:35にて7/17・8/7・8/28・9/18出演(他各曲放送)
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次回のライブvol.178は7月18日(木)13:00開演で同じ神戸・新開地のKAVCホールを会場に、三門忠司(テイチクエンタテインメント)、葵かを里(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、男石宜隆(テイチクエンタテインメント)、神川しほ(テイチクエンタテインメント)が出演する。 
お問い合わせ先は小玉企画 TEL.06-6365-5230まで。

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