新人・若手歌手のバックアップはもとより、優れた歌唱力を持つアーティスト発掘の一役を担えればと毎月1回(基本毎月第3木曜日)に開催されている「KOBE流行歌ライブ」(主催:KOBE流行歌ライブ実行委員会)。今年で開催15周年を迎え先日(4月18日)に行われたvol.175も前回と同じく満席の会場で、島津悦子(キングレコード)、若原りょう(テイチクエンタテインメント)、松原健之(テイチクエンタテインメント)、紘呂しのぶ(メロディーレコーズ)が出演し、平成を締め括る華やかなラストライブとなった。

PRコーナーの紘呂しのぶ(メロディーレコーズ)は「ふるさと大使」を務める宮崎県たかはる町出身。黒地に色とりどりの水玉模様のドレスで現れ、「憧れの街でもあります神戸を拠点に活動できて感謝しております」と挨拶し、2013年に発売した鹿児島県姶良郡湧水町の「吉松駅」から宮崎県都城市の「都城駅」を結ぶ吉都線100周年記念曲「ふたりの吉都線」を披露。恩師の引地氏が見守るなか、軽快なメロディーの青春歌謡の新曲「ときめきの同窓会」(作詞・曲:引地賢治/編曲:猪俣義周)を「懐かしい再会を歓び合う同窓会がテーマです。いろんな同窓会がありましたら是非お声掛けください」と歌い上げた。10月4日(金)には神戸メリケンパークオリエンタルホテルでディナーショーを開催する。

恒例のコーナーは“平成の名残りソング”をテーマに、


松原は「神戸に一緒に旅をさせて頂いた時のペギーさんとの想い出の曲です」と「夜明けのメロディー/ペギー葉山」、


若原は「2004年のメジャーデビュー以来、歌手生活の中で一番可愛がって頂いた曲です」とオリジナル「ゆうこ」、


島津は「松井由利夫先生の作詞で平成3年に発売させて頂いた原点の作品です」とオリジナル「紙の舟」を披露。

メインコーナーは、新曲のイメージに合わせて初めて着た着物のステージ衣装で登場した松原が他出演者も絶賛する“いい声”で、約30年前に同じテイチクの先輩グループ『RAIN』が歌い、2010年にシングルカットした「雪」でスタート。歌が好きで平尾昌晃氏の『チャレンジ歌バトル』(テレビ東京系)ではグランドチャンピオンに選ばれたものの大きな挫折を味わい、一度は故郷の静岡・袋井へ戻ったが、歌手の夢を諦められずにいた頃に作家の五木寛之氏に出会ったのが縁で2005年に念願のデビュー。「詩人の松永伍一先生の“松“と芸名の名付け親でもある五木寛之先生の“之“を挟んで名付けて頂きました」と多くの恩師との出会いに感謝しつつ、その松永氏が生前に松原健之に遺した10篇の詩の中の1篇に藤澤ノリマサ氏が曲をつけた「ブルー・スカイ~あなたと飛びたい~」と続けた。客席では“健之”コールと共にデビュー曲「金沢望郷歌」、アルバム「旅立つ季節に」の中から神戸で50年間音楽療法に携わっておられた精神科医の山口陽雄先生(作曲家・岡 陽雄)の作品「あなたに花を」を披露し、最後は「北海道の稚内を舞台にした最北の映画館がテーマのドラマチックな作品です」と最新曲「最北シネマ」(作詞:石原信一/作曲:幸 耕平/編曲:荻田光雄)を歌い上げた。今年2月に行われた第1回日本演歌歌謡大賞(旧称日本有線大賞)で優秀賞を受賞。9月から東京を皮切りに大阪、静岡、石川での「コンサートツアー2019」がスタートする。
*ラジオレギュラー:ラジオ関西「松原健之 歌をあなたに」(毎週日曜18:00-18:30)
*2019年7月13日(日)兵庫・ホテルオークラ神戸にて「サマーランチショー」開催
*2019年9月23日(月・祝) 16:00開演:大阪・サンケイホールブリーゼにて「コンサートツアー2019」開催
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若原は真っ赤なジャケット姿で登場し、「あなたを口説きたい」の♪ひとめぼれ~のフレーズも賑やかに冒頭からノリノリで盛り上げた。これまでの定番イメージでもあるオリジナル作品を歌うにあたり、「ムード歌謡を15年歌ってまいりましたので、昼間っから何ですが切ない女性の心情をやらしい?音楽にのせて皆様のもとへ…」と大人のトークで沸かせながら、ムーディーな「女こころ雨」で客席をラウンド。「僕の11枚のシングルの中で2曲ある演歌から故郷を思う歌です」と「男のひとり酒」をしみじみと披露。「これまでフォークソングタッチからアップテンポな作品、女性や男性の心情など様々なジャンルの作品を歌わせて頂けて幸せです」と話すように、デビュー15周年を迎えた今年はテイチクレコードへ移籍し、3月20日にこれまでのイメージを一新した演歌調作品第1弾をリリース。「再出発にあたりディレクターから曲のイメージもあるので“二の線”で、と言われていたのですがキャラクターが出てしまいまして…」と話しつつも新曲のカップリング「露しぐれ」、新曲「罪の川」(作詞:麻こよみ/作曲:田尾将実/編曲:南郷達也)をしっとりと歌い上げた。
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装いも新たに登場した島津は激しい男女の心情を描いたスケール感溢れるダイナミックな30周年記念曲「大菩薩峠」、1988年「しのび宿」のデビューから一昨年に迎えた30周年記念曲の第2弾で港にある小さな酒場を舞台にした「海峡みなと」を披露。「31年間で54枚あるシングルの中で唯一の男歌です」と続く「惚れたのさ」では「ここがポイントです!皆さんもご一緒に~」と自身もレコーディング時に苦心した♪惚れたのさぁ~っを観客と一緒に歌い歩いたが、「作曲された徳久広司先生に上手く歌うコツとして美空ひばりさんの歌い方をイメージしてみては?と伝授されまして…」とこの日もモノマネを披露したところ大爆笑―。そして、ステージでは必ず披露する自身の故郷・鹿児島弁のフレーズが入った「焼酎天国Ⅱ」に続き、今やカラオケでも大人気の奥ゆかしい女性が主人公の新曲「長崎しぐれ」(作詞:かず 翼/作曲:徳久広司/編曲:南郷達也)で締め括った。
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毎月第3木曜日(変更月もあります)に開催している同ライブの次回vol.176は5月16日(木)午後1時から同じ神戸・新開地のKAVCホールを会場に、浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、千葉げん太(日本クラウン)、上杉香緒里(テイチクエンタテインメント)、PRコーナーに山口みさと(日本コロムビア)が出演する。 
お問い合わせ先は小玉企画 TEL.06-6365-5230まで。

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