今年3月で開催15周年を迎える「KOBE流行歌ライブ」(主催:KOBE流行歌ライブ実行委員会/協賛:JOYSOUND/協力:関西レコード宣伝クラブ、カラオケ伝言板、平和レコード店、レコードショップひらせ、Webプレス社、hayariuta.jp)。新人・若手歌手のバックアップはもとより、優れた歌唱力を持つアーティスト発掘の一役を担えればと毎月1回(基本毎月第3木曜日)開催されているが、2月21日に行われたvol.173には北川裕二(キングレコード)、山本和恵(ウィングジャパン)、三丘翔太(テイチクエンタテインメント)、秋ますお(IZレコード)が出演し、まるで本当の家族を思わせるようなほのぼのとした雰囲気で始まった。

PRコーナーは初出演の秋がアップテンポな最新曲「憎めないア・イ・ツ」(作詞:まち あさみ/作・編曲:衛藤由郎)で登場。「僕はおばあちゃんに育てられたんですが、夢を見て都会へ出てきたものの失速しまして…。故郷の九州・福岡へ帰った若い頃の実体験を歌詞にして頂いたんです」という「夢の東京(まち)よ…」を披露。この日は九州から来阪。最後は7年前に出場したカラオケコンテストが縁で歌手デビューのきっかけとなった「哀しみのアンモラル」を歌い上げた。


毎月恒例のテーマ曲コーナーは“名残りの平成ソング”として、三丘は「僕の師匠で作曲家の水森英夫先生の作品です」と「箱根八里の半次郎/氷川きよし」、


タカラジェンヌの男役を思わせるパンツスーツで歌う山本は「5年前に今の名前でソロになり初めて通信カラオケに入った作品です。この歌と出会っていなければ歌手をしていなかったと思います」と「壊れた人形(オリジナル)」、


北川は「2016年に発売したこの歌で関西でブレイクできた、僕にとっては平成の記憶に残る1曲です」と「泣いて大阪(オリジナル)」を♪泣いて神戸~と歌詞を置き換えて歌い客席から声援が飛んだ。この後、北川の提案で「今日は山本さんとの夫婦、僕の息子の三丘さん、そして叔父さん役の秋さん、の家族バージョンでお届けしましょう~」とまるでホントの家族を思わせるようなアットホームな雰囲気で始まった。

メインコーナーは初出場の三丘から―。デビュー4年目を迎える期待の25歳。静岡・藤枝市生まれで10歳から神奈川県・横浜市に移り、カラオケ喫茶を営んでいた祖父母と暮らしていたこともあってか「演歌や歌謡曲が大好きで知らず知らずのうちにいろんな歌を覚えました」。高校1年生の時に出場したNHKのど自慢で「北の漁場」を歌いチャンピオンになり、その2か月後に水森氏にスカウトされ4年半の下積み生活を経た2016年1月に「星影の里」でデビュー。作曲家の水森氏が初めて作詞した前作「面影今いずこ」、女心に初挑戦した2ndシングル「虹色の雨」を続けて披露。


急遽設けた昭和の名曲をカバーするコーナーでは、各地で主催している“居酒屋仕立て”の「三丘翔太のお品書きライブ」の雰囲気を生で味わってもらおうと自ら持参した懐メロのお品書きメニューの中からお客様のリクエストに応え、「そして、神戸」「細雪」を即興で見事に歌い上げた。懐メロレパートリーが1000曲を超す三丘の実力を生かして企画されたカバーアルバム「翔太のお品書き2」もしっかりPRし、団塊世代の夫婦の哀愁をテーマにした新曲「散歩道」(作詞:神戸陽三/作曲:桧原さとし/編曲:石倉重信)で歌い締めた。
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華やかなドレスに着替えた山本は「三つの宝石」で登場。2000年「明日花」でデビュー。30代からカラオケ大会などに出ていた頃からのご縁で、山本の恩師で作詞家の里村龍一氏に「浪花の演歌クサイ歌詞を―」とお願いしたという前作「大阪恋みれん」、ファンが掲載した動画サイトで未だに人気が衰えない初の自作詞作品「愛の終止符(ピリオド)」と続けた。ステージで「もうちょっとで70歳になるんです」と年齢を明かすと客席からホ~!との声が…。新曲は演歌チックな「涙酒歌(なさけうた)」とドラマチックな「愛は刹那に」の2曲をメインとしてリリース。「2曲とも70歳から上の人に歌ってほしいなと思って書きました。歌詞が伝わったら有難いんですが…。私もこんな風な70歳になりたいと思っています」と、まずは「涙酒歌」(作詞:山本和恵/作・編曲:保田勝紀)を披露。そして、「今日一日を大事にしたいとの気持ちを歌にしました」と「愛は刹那に」(作詞:山本和恵/作・編曲:保田勝紀)を歌い上げた。
*5月26日(日)京都・舞鶴にてコンサート開催!

トリは昨年デビュー35周年を迎え、全国各地でのディナーショーを盛況に終えた北川が「流転」で登場。6年前に“大衆演歌路線”にイメージを変えた途端に関西地区でのファン層が広がるなど大きな転機となった同路線第1弾「女のみれん」、静岡を舞台にした叙情演歌の前作「伊豆しぐれ」を披露し、いつもの駄洒落やおしゃべりで会場を沸かせた。デビュー以来恩師で作曲家の弦哲也氏の作品を歌い続けているが、弦氏の作品で綴るカバーアルバム「歌匠 弦哲也を唄う」(全13曲)をこの1月に新曲と同時発売したばかり。そのアルバムの中から「三丘さんのステージと同じように皆さんの拍手でリクエスト曲を選んでくださいね~」と言いつつも自ら決めていた「おゆき」を歌いながら客席を回り大爆笑。新曲CD商品に封入の応募券で参加できる「やめとくれ!!」カラオケ大会のPRはもちろん、幸せ演歌のカップリング曲「おれの道づれ」に続き、「タイトルは男っぽいんですが中身は女性の歌です。出だしからしてインパクトがあり歌い甲斐がありますよ」と話す“ロッカバラード演歌”の新曲「やめとくれ!!」(作詞:かず 翼/作曲:弦 哲也/編曲:前田俊明)を披露すると観客から大きな拍手が贈られた。

*2019年4月29日(月・祝)東京・浅草ビューホテルにて「35周年記念ディナーショー」開催

毎月第3木曜日(変更月もあります)に開催している同ライブの次回vol.175は4月18日(木)午後1時から同じ神戸・新開地のKAVCホールを会場に、島津悦子(キングレコード)、松原健之(テイチクエンタテインメント)、若原りょう(テイチクエンタテインメント)、PRコーナーに紘呂しのぶ(メロディーレコーズ)が出演する。 

お問い合わせ先は小玉企画 TEL.06-6365-5230まで。
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