「もう気分は最高です…」―開口一番、満面笑みでそう語っているのは11月21日にテイチクエンタテインメント移籍第一弾「宝塚のおんな/木津川しぐれ」(作詞:田久保真見/作曲:杉本眞人/編曲:周防泰臣)を発売した神川しほ(上川しほ改名)。念願がかない、大ファンだったというヒットメーカー・杉本眞人作品に初チャレンジ。自ら「頑張っている女性たちの応援歌になれば」と連日ヒットに向け東奔西走の毎日だ。

新曲としては約2年ぶり。これまで「湯原有情」(岡山県)、「向津具の女」(山口県)、「志摩半島」(三重県)など演歌色の強いご当地ソングも多く歌っているが、今回はリズム感のあるノリノリの杉本作品ならではの濃い目の色合いの歌謡曲。「とにかく前々から杉本先生の大ファンで是非先生の作品を歌ってみたい、そんな願望がやっと実現しました。先生の作品だったらどんな曲調でもOKでした。新曲の第一印象はとにかくいいリズムとアレンジ、そして田久保先生の素敵な詞、こんな明るく元気な作品をもらって幸せです。毎日がとっても楽しい。これからが私の勝負です」とその表情はまさに水を得た魚のよう。そういえばジャケットに「明るい気持ちになれる歌!!」というクレジットがでっかく入っている。神川の魅力の1つでもある表現に色っぽさをにじませた声が妙に魅力をそそる。
先日は大阪の帝国ホテルの会場で杉本氏を招いた移籍第一弾シングルの披露会を盛大に開いたばかり―。

何故、宝塚をタイトルにしたの?そんな質問をした。神川は「宝塚は有名ですが宝塚をテーマにした歌がない、というのがディレクターの発想でした。恋を捨てた宝塚ジェンヌの歌です。最初は不安がありましたが、リズムものの作品は自分自身好きでした。でも、杉本先生から色々アドバイスを受け難しいフレーズもありましたし、レコーディングはかなりの難産でした」と苦笑い。


移籍シングル「宝塚のおんな」

一方、「宝塚のおんな」と共に評判のいいカップリング曲「木津川しぐれ」は「宝塚のおんな」とは全く異なった演歌色の強い作品。「ファンの方はこちらの方がいい、そんなご意見も頂いてます。この作品は切ない女心を歌った演歌です。偶然ですが『宝塚のおんな』とは全く真逆の作品になりました。こちらもいい作品なので同時進行していきたいとの思いです」と神川は両A面としてプッシュしていく考え。

上川から神川に改名したのは彼女自身が神戸出身という背景もあるが、レコード会社を移籍した心機一転という思いも込められている。そんな神川、来年早々にタイトルに因んで?宝塚に移住を決め心身ともに宝塚の住民になる。「宝塚は小さい時からの憧れで宝塚劇場にもよく行ってました。この作品で宝塚をもっともっとアピールしていきたいです」としばらくは宝塚一色にしたいらしい。

また、年末にはカラオケのJOYSOUNDに本人映像のカラオケが配信される。「とってもいい映像ですので是非映像をバックに歌って下さいね」と結んだ。