§ TOPインタビュー

グループのメンバーがこれまでの3人から2人になったが人気の衰えは全く感じさせない、まさに順風満帆の形容がピッタリのはやぶさ(ビクターエンタテインメント)。「新しいものをステージに取り入れたい」―と本来の歌は勿論、コントや長編歌謡浪曲など新たなジャンルの扉を必死で開こうとしている。「新世代歌謡グループ」を標榜し、歌謡曲・演歌系作品をメインに歌う傍ら一昨年頃からアニメ作品にもチャレンジしており、新たなファン層の獲得にも拍車がかかる。8月(29日)には10枚目のニュー・シングルとして現在放送中のテレビ東京系アニメ番組「デュエル・マスターズ!」(日曜AM8:30-)のオープニングテーマ曲にもなっている「ジョー☆デッキー!!!」をCD発売した。
今後、歌謡曲・演歌系に特化するのか、アニメソングなど新たなジャンルもしっかり視野に入れていくのか2人の葛藤が続いている。そんなはやぶさに新曲について、これからの活動などについて聞いてみた。

―今回の新曲はアニメ作品ですね

「メンバーが2人になって初めての新曲になります。最初はこれからどうなるんだろうかと不安も募りましたが、今は2人で前を向いて歩くしかない!と気持ちを切り替えています。今回はアニメ番組のテーマ作品なんですが、番組の支持層でもある子供さんたちが発売早々に元気に歌ってくれています。キャンペーン先でもこれまで以上に目に見えて子供さんたちが大挙して集まってくれますし、やっぱりテレビの影響は予想以上に大きいですね」

今回の新曲は4月に「ジョー☆デッキー!!!」のTVサイズバージョン、7月にフルバージョンとしてウェブ限定配信の後、8月にシングル盤としてリリース。同アニメシリーズのテーマ曲としては「エボレボ!」「未来はジョー!ジョー!」に続く3作目になるが、同じアーティストが同シリーズで3曲オープニングを飾ったのははやぶさが初めて。サウンドプロデュースは前作「蜘蛛男のダンス(シングルバージョン)」同様ヒャダインこと前山田健一氏(作詞・作曲・編曲)が担当。それぞれカップリング曲を変えた同時リリースの新曲CDは、「デュエル・マスターズ!」のはやぶさオリジナル・イラストプロモカードが封入された「初回限定盤/ゆけ!はやぶさレンジャー」、「通常盤Aタイプ/もう行かなくちゃ」、「通常盤Bタイプ/恋のすみだ川」の3作品。

―新曲はテレビ番組のテーマ曲でもありますがその反響やプラス面などは?
「もちろん反響は大きいですね。ファン世代の拡がりが確実に表れているとも思います。プラス面では、これまで(歌謡曲・演歌系では)NGといわれていたライブハウスへの出演がOKになり、ここ1~2年程で出演させて頂ける機会が一気に増えました。同じステージに立つアイドル系やバンド系の方々との交流も出来ましたし、メンバー2人の新しいベースが出来ました。皆さんがはやぶさの背中を押してくれているようで、これまで考えられなかった事を随分経験させて頂いております。これからも貪欲なチャレンジ精神で臨んでいきます!」

―メンバー再編に因み歌だけではなく色んな事にトライしているようですが具体的には?
「歌だけでは難しい時代ですし、プラスアルファが不可欠だとの結論になりました。各地のファンの方々と触れ合いたいこともあり、関西エリアでは大阪・箕面温泉スパーガーデン箕面劇場で開催される『箕面天空 歌のコンサート』に今年だけでも7月から通算3回出演させて頂けるようになったのもそんな背景があったからだと思います。ここでは初めて約11分の長編歌謡浪曲にも挑戦しましたし、僕が女性をヤマトが男性パートを担当してデュエットを披露したんですが、これが大変ウケまして…予想以上に好評でした。また、ヤマトが演歌を歌い僕が踊る、といったステージにもトライしています。後は着流しも経験しましたし、歌以外にも楽しんで頂ければとミニコントにも挑戦しています。お蔭様でショーの内容にも大きな変化がでてきましたし、台本も自分達で書いたりと試行錯誤の連続です。とにかく今は斬新な企画を互いに模索しながらショーアップを目指していきたいと思っています」(ヒカル)

「当初は2人になってどうなるんだろう…と周りの声も出ていましたが、“主張より調和”を心がけて暗いイメージにならないように、そしてこれまで以上のフットワークを確立することが今は必要だと思っています」(ヤマト)

―デビュー当時は歌謡曲・演歌系の作品でしたが一昨年頃からアニメ作品にもチャレンジと、従来のファンに戸惑いがあるようにも思えますが…
「確かにそんな傾向はあるかとも思いますが、アニメソングを歌い始めてお子様世代からの若いファンの方が確実に増加しているのも事実です。ですが、デビュー当時から応援して頂いている歌謡曲・演歌系をお好きな方々にはこれまで通り楽しんでいただけるような歌も必要だとも思っています。アニメソングファン以外の方に応援して頂くためにもムード歌謡に加え、歌謡曲・演歌色のより強い作品をこれからもしっかりお届けするように配慮していきたいですね」

―新曲キャンペーンにも意欲的ですね
「新曲の発売に先駆けて6月頃から全国各地で予約イベントキャンペーンやミニライブを行っています。もちろん、キャンペーン先ではご来場のお客様に喜んでもらいたいので年代層に支持して頂けるような曲目をなるべく選んでいます」

―来年の1月26日には「はやぶさコンサート2019~新春!はやぶさランドへようこそ~」が開催されますがどんな内容ですか?
「今練っているところですが、2人になって初めてのコンサートなので気合が入っている半面、心配もあります。ただ、レパートリーも増えていますし、はやぶさしか出来ないものを視野に入れたいと思っています。是非成功させたいと気合を入れています!」

―ところで仕事を離れたはやぶささんのオフタイムは?
 「水泳を楽しんでいます。気分転換にプールに通い始めたのですが1年半かけてやっと泳げるようになりました。お蔭様で今では体力がついてきました」(ヒカル)

「釣りに凝っているので休みには釣りに出掛けることが多いですね。海釣り、川釣り、どちらも好きですが、釣りをしながらでも必ず歌を口ずさんでいる自分がいます(笑)」(ヤマト)

*記者のひとこと*
“未来に羽ばたく”―そんなイメージで「はやぶさ」と命名された。早いもので来年2月でデビュー丸7年になる。新世代歌謡グループとして音楽界では大手といわれる長良グループの看板を背負いながら厳しい歌謡界の荒波を乗り切っている。元々、ムード歌謡を得意としていたがここ数曲はアニメというジャンルにもトライ。色んなジャンルにトライするのは感性を磨くという意味でも不可欠だろうが、まだ新世代歌謡をしっかりと確立するまでには至ってない。はやぶさのセールスポイントの1つは古いものを残しながら新しいものをどんどん取り入れていく姿勢にあるし、色んな事へ挑戦している姿は実に頼もしい。カラオケに迎合するあまり作品が単純になっている昨今の歌謡界。ならばいい時代といわれた昭和の名曲をしっかり歌い込みながらはやぶさならではの真骨頂を探してほしいネ。

インタビュー&photo:金丸

 
<主なスケジュール>

*2018年12月16日(日) ホテルプラザ勝川(愛知県春日井) にて「はやぶさ X’mas歌謡ショー2018」(昼夜2回公演) 開催
*2019年1月26日(土) 「はやぶさコンサート2019 ~新春!はやぶさランドへようこそ~」開催
⇒チケットは完売済です!

*詳細は はやぶさオフィシャルサイトをご覧下さい
http://8823.click/

MV Youtube