青森を舞台にした前作「帰ってきやれ」に続く水城なつみ(キングレコード)の7枚目の新曲は、かつてニシン漁で栄えた北海道(檜山)・江差のかもめ島が舞台の「江差恋しぐれ」(作詞:万城たかし/作曲:宮下健治/編曲:前田俊明)。


宮下作品は「筑波の風」から連続4作目。「宮下先生には中学生の頃からレッスンをして頂いていますが、前作の民謡調の作品を始めすべての作品ごとに雰囲気が違うので毎回新たな気持ちで挑戦させて頂いています」
これまで力強い作品が多かっただけに切ない女心を哀愁感たっぷりに歌いあげる新曲の表現には苦労したようだが、江差発祥の民謡「江差追分」をイメージしたアンコの一節には水城の魅力がより一層輝いて聞こえる。


シングル「江差恋しぐれ」
 
新曲の一番の聞かせどころは、「東京に行った人を想いながら懐かしい想い出を重ねる主人公の優しくも温かい気持ちで…、特にアンコの♪生まれ江差が 恋しかないか…は鼻歌のように、♪ヤンサノエーは自分自身の気持ちを込めて歌って頂ければ嬉しいです」。

カップリング曲「湯平雨情」は九州・大分県由布市の湯平温泉を舞台にした初めての“幸せ演歌”。「この曲のご縁で今年の6月24日に『由布市湯平温泉観光大使』に任命して頂きました!」と喜びいっぱい。この曲は「由布市湯平温泉観光協会推薦曲」としてご当地も絶賛PR中!。

茨城県つくば市出身。子供の頃から4世代8人(現在は3世代)の同居生活に加え、歌手を目指していた祖父や母に囲まれて演歌や民謡に馴染んできた。「気が付くと当たり前のように歌手になることを目指していました。特に若い頃に『みちのく晩歌』に挑戦していた母は『自分に娘が生まれたら絶対に歌わせよう!』と決めていたらしいのですが…、今となっては感謝ですね」。
小学校3年生の時に演歌とはまた違うメロディーがすごく面白く思えて祖父の知人に1年間民謡を習いつつ、地元のカラオケイベントに参加。同5年生の頃には地元のキングレコード歌謡文化アカデミー(KBA)の先生に自身の意志で指導を受け始め、2005年同6年生の時にKBA主催の「キングレコード歌謡選手権」に初出場するも入賞できず「悔しかった…」と―。振り返る間もなく以降連続7回出場し続け、同全国決勝大会にて2008年(14歳)「審査員奨励賞」、2010年(16歳)「審査員特別賞」、2011年(17歳)「プラチナの部優勝」、2012年(高校生)で「哀愁桟橋」を歌い「グランドチャンピオン」を受賞し、2013年5月「泣いてひとり旅」でデビューを果たした。

家族と考えた歌手名には出身地名の一文字を添えた。18歳のデビューから丸5周年を迎えての心境には、「喜んでくれる家族の笑顔やいろんなご縁で知り合うことのできた方々の応援が心の支えになっています。今の目標は表現力を磨くことをテーマにしたいと思っています。新曲を出させて頂くごとに作品の深さの違いをより感じています」。

今年の2月にはデビュー5周年記念コンサートを東京・亀戸文化センターで行ったほか、2月に発売したオリジナル&昭和歌謡の名曲で綴る2枚目のアルバム「ウタツグミⅡ」(全15曲)には「故郷を盛り上げたい!」との思いが叶い書下ろしの新作「納豆音頭」も収録した。

そんな水城の今後“やってみたいこと”のひとつが茨城県の「観光大使になりたい!」。

*テレビ:BS12「平成歌謡塾2」(毎週金曜5:29-6:00)の番組アシスタントを走 裕介と共に奇数月を担当中!
*レギュラー番組:ラジオつくば『水城なつみのLet’sらGo』(毎週土曜19:00-19:30)放送中
*2018年10月18日(木):「KOBE流行歌ライブ」vol.169出演