新人・若手歌手のバックアップはもとより、優れた歌唱力を持つアーティスト発掘の一役を担えればと毎月1回(基本毎月第3木曜日)開催されている「KOBE流行歌ライブ」(主催:KOBE流行歌ライブ実行委員会/協賛:JOYSOUND/協力:関西レコード宣伝クラブ、カラオケ伝言板、平和レコード店、レコードショップひらせ、Webプレス社、hayariuta.jp)。4月19日(木)神戸・新開地のKAVCホールで開催されたvol.163は好天にも恵まれ演歌・歌謡曲ファンで満員の会場は終始沸いた。この日は青木美保(キングレコード)、瀬口侑希(日本クラウン)、山口ひろみ(テイチクエンタテインメント)、そして今回から新たに設けたスリーマンス・アーティストコーナーにみうら晶朗(ビクターエンタテインメント)が出演した。


スリーマンス・アーティストコーナーのみうらは、最新曲「望郷五木くずし」(作詞:喜多條忠/作曲:水森英夫/編曲:南郷達也)で登場。「子供の頃に民謡を始めたんですが、ビートルズの大ファンだった叔父にカルチャーショックを受けてロックやハードロックにもハマったんです」。三味線や民謡、洋楽もこなし、シンガーソングライターとしても活動しているみうら。自ら作詞・作曲したフォークタッチのカップリング曲「あなたのギター」、大先輩歌手の北島三郎ナンバーから「山」を熱唱した。

*2018年6月17日(日)秋田・秋田ビューホテルにて「みうら晶朗・ランチコンサート」開催


今月は“艶歌”がテーマのこのライブの人気コーナーには季節感のある着物姿も艶やかな3人の女性陣が登場。山口は「神戸と歌の舞台の横浜の雰囲気が似てるので…」と意表をついた青江三奈の「伊勢崎町ブルーズ」を歌詞にはないイントロ部の♪アン、アン~を超色っぽく歌いながら登場。何故か?笑い声が漏れていた客席からは「いいよ~っ!」の掛け声が飛んだ。続く瀬口は「ひろみちゃんが色っぽい曲だったので可愛らしい曲をと思い、新曲を書いて下さいました鈴木淳先生の作品でもある横文字の作品に挑戦してみました」とちあきなおみの「X+Y=LOVE」を、青木は「自分のオリジナルの中でも2コーラス目に一番色っぽい歌詞のある作品なので…」と「舟宿にて…」を、それぞれが選んだ理由を話しながら女性3人ならではの楽しいステージがスタート!

山口ひろみ 新曲「紅の雨」メッセージ


 

メインコーナーのトップ、山口は「大阪府大阪市西成区天下茶屋出身ですが?…」との笑い交じりのトークで聞き手の心を掴んだのか最初からヒートアップ。「神戸の方はノリがいい!」と観客との会話のキャッチボールでも大いに楽しませ、デビュー曲「いぶし銀」でスタート。「5月でデビュー16年目に入ります。後にも先にも “どうしても歌いたい”と師匠の北島三郎先生に直訴して許してもらった曲が1曲だけあるんです。内弟子時代の6年間にレッスンして頂いた思い出の曲です」と「その名はこゆき」を披露。最近は特に「歌を通して歌好きの皆さんと触れ合えることができて本当に嬉しい。歌好きの方に悪い人はいないと思いますし…」というとまた笑い?の渦が…。「実は神戸は初恋の人と初めてデートした街でもあり、今日は来ることが出来ただけでもめちゃくちゃ嬉しいんです!」。そんな思い出を茶目っ気たっぷりに披露しながら、ジャズテイストのカップリング曲「振り向いて」や新曲「紅の雨」(作詞:伊藤美和/作曲:桧原さとし/編曲:伊戸のりお)、東日本大震災の避難所で約束を交わした事がきっかけで生まれた宮城県が舞台の「女川純情物語」を女川弁と合いの手を交えて盛り上げた。

*新曲シングル「紅の雨」の発売記念に商品購入特典プレゼント付きキャンペーンを実施中!(5月末まで)
詳しくはこちら⇒http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/yamaguchi/
*2018年5月6日(日)NHK-BSプレミアム「新・BS日本のうた」(再)19:30-21:00放送

瀬口侑希 ドラマチックに歌い上げる新曲「雪舞い岬」メッセージ


 

神戸市出身の瀬口は不屈の名曲「不如帰」でスタート。「地元、神戸にやっと帰ってきました!新開地も綺麗な街になりましたね」と久しぶりの神戸についての感想の後は「私も来年20周年を迎えることができ、艶歌を歌わせて頂ける年齢になりました(笑)」と挨拶。「デビュー曲『ねぶた』もそうですが『不如帰』も恩師の桜田誠一先生の作品でもあり、クラウンレコードの大先輩、村上幸子さんが遺された名曲を10年前にカバーさせて頂いてからずっと歌い継がせて頂いております」と感慨深げ。ドレスから和服にイメージチェンジするきっかけとなった越中富山「おわら風の盆」がテーマの前々作「八尾しぐれ」をすっかり板に付いた着こなしで披露し、「今日は私の同級生にも沢山来て頂いております」と客席を回りながら、好評発売中の「瀬口侑希 プレミアムベスト」のナンバーからカバー曲の「海峡わかれ雨」、前作「津軽の春」、3連リズムの新曲「雪舞い岬」(作詞:石原信一/作曲:鈴木 淳/編曲:前田俊明)を歌い上げた。18年間で初めてのアルバム作りを試みたというベストアルバムは通常盤とは異なりオリジナルやカバーの他、未発表の新作2作を含む全13曲を収録。秋には地元・神戸で初のディナーショーを開催する。

*2018年5月4日(金)NHK-BSプレミアム「新・BS日本のうた」(再)16:30-17:59放送
*2018年10月8日(月・祝)兵庫・シーパル須磨にて「瀬口侑希ディナーショー」開催 

青木美保 新曲「花海棠」メッセージ


 
ラストは熊本出身で今年デビュー35周年の青木が「秋燕」で登場。「今年の春になって初めて花粉症デビューしちゃったの…今の歌変じゃなかった?」との問いには客席から「大丈夫!」との声が―。最近では東京・上野動物園で大人気のパンダ、シャンシャンに会わせるために母を熊本から呼び寄せて一緒に見に行ったことなど近況も話した。山口と瀬口の二人はそれぞれのステージで話していたように同い年だが、「私はお二人より少しお姉さんなんですよ」と青木らしいステージを展開。オリジナルナンバーから30周年記念曲「海鳥よ」に続き、「スカウトして頂きデビューのきっかけとなった五木ひろしさんの2作ある作品の中からこの曲を―」と「夢一輪」、新曲のカップリング「女一輪演歌節」を歌い上げた。また、今年迎えるデビュー35周年の記念曲「花海棠(はなかいどう)」(作詞:麻こよみ/作曲:岡 千秋/編曲:前田俊明)は、「成就できない悲恋を歌った作品ですが、タイトルの花言葉は『美人の眠り』なんですよ」と新曲について話した。9月には35周年記念コンサートを開催する。

*2018年4月29日(日)BS12「いきいき歌謡塾」(5:29-6:00)放送
*2018年9月4日(火)東京・さくらホールにて「35周年記念コンサート」開催

なお、次回vol.164は5月24日(木)午後1時から同じ神戸・新開地のKAVCホールで、湯原昌幸(テイチクエンタテインメント)、まつざき幸介(日本クラウン)、ファン・カヒ(日本クラウン)、スリーマンス・アーティストコーナーにみうら晶朗(ビクターエンタテインメント)が出演する。
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