新人・若手歌手のバックアップはもとより、優れた歌唱力を持つアーティスト発掘の一役を担えればと毎月1回(基本毎月第3木曜日)開催されている「KOBE流行歌ライブ」(主催:KOBE流行歌ライブ実行委員会/協賛:JOYSOUND/協力:関西レコード宣伝クラブ、カラオケ伝言板、平和レコード店、レコードショップひらせ、Webプレス社、hayariuta.jp)。
このライブも3月から開催15年目に入るが、同29日(木)に神戸・新開地のKAVCホールで開催されたvol.162には、岩出和和也(キングレコード)、HANZO(テイチクエンタテインメント)、モングン(日本クラウン)、竹村こずえ(日本クラウン)の4アーティストが出演し、本格演歌から歌謡曲、フォークソングとそれぞれのステージを魅せた。

   
恒例となったテーマ曲コーナーでは、「ふるさと」に因んだ曲として、紅一点の滋賀県出身の竹村は「実家の父が言いますもので…」と「帰って来いよ」を、韓国出身のモングンは「おふくろさんへ親孝行したいなぁ」との気持ちからオリジナル曲「ふるさとアカシア」を、HANZOは「島根県から上京する際に両親から故郷に錦を飾るまで帰ってくるな」と言われた当時の様を自作した「てっぺん」を、岸和田市出身の岩出は「デビュー前のカラオケ大会などでよく歌っていたので…」と「べにばな」を披露。


メインコーナーのトップは昨年の8月に続いての出演となる竹村が2014年のデビュー曲「能登の海鳴り」で登場。当時から3人の子供を育てる10トントラックの元ドライバーとして話題を振りまいたが、「一番上の子供が今年成人式を迎えまして…」と嬉しさいっぱいに挨拶。新曲のために新調した着物姿で前作「おんな三味線ながれ節」「あかね雲」を歌ったが、「先日、顎が外れまして…」とトークでも笑いを誘う。そして、3月21日に発売した新曲のカップリング曲「こんなふうに」や新曲「十六夜月の女恋歌」(作詞:内藤綾子/作曲:西つよし/編曲:溝淵信一郎)を熱唱した。
*2018年4月4日(水)「THEカラオケ★バトル」(テレビ東京系/18:55-放送)出演!
 
続いてはこのライブ初登場の韓国出身のモングンがオリジナル曲「関釜フェリー」で登場。日本デビューは2006年。2011年に日本クラウンから発売した移籍第一弾「生きてる限り」を歌った際には「演歌を歌うと故郷に帰ったような温かさを感じます」―。「韓国では民謡出身の歌手なんですよ。一卵性の双子で僕とそっくりの兄がいるんです」と話すと会場からどよめきが…。兄と一緒に歌っていたステージでよくリクエストされたという人気カバー曲「釜山港へ帰れ」を歌い終えると観客の“ツボ”を押さえたトークでも沸かせ、新曲カップリング曲「赤い枯葉」へと繋ぐ。最後は歌詞に出てくる「玄界灘の荒波で生きる漁師の言葉“ヨーソロー”を私に(言い)返してください!」と客席からの掛け声を受けながら好調の新曲「黒の漁歌」(作詞:朝比奈京仔/作曲:徳久広司/編曲:石倉重信)を歌い締めた。
 

モングン 新曲「黒の漁歌」メッセージ


 
続くHANZOも同ライブ初登場。ギター&ハーモニカの弾き語りによる「あったかいんだな」からスタート。大阪の門真市に生まれ小学2年まで住んでいたが父の仕事の関係で島根(母の里)に移りフォークソングと出会い「いつか歌手になるんだ」、と18年前にシンガーソング・ライターデビューした。歌手名のHANZOについては「本名が服部なんです!」。カラオケ大会の勝負曲としての人気も高い「人生なんて…ね」、島根県の観光大使を務めるHANZOならではの威風堂々としたスタイルで歌う「スサノオ」、ギター演奏による新曲カップリング曲「眠りつく‥まで」を披露。最後は「皆さんも、歌って踊ってコーラス参加して楽しんでください!」と振付けと共にノリのいいテイチク移籍第一弾「東京ダンシングナイト」(作詞・作曲:HANZO/編曲:伊戸のりお)で盛り上げた。
また、4月29日(日)に京セラドーム大阪で行われるオリックスvsソフトバンクのデイゲームで国家斉唱することも報告した。
 

HANZO テイチクエンタテインメント移籍第1弾シングル「東京ダンシングナイト」メッセージ


 
トリを飾ったのは今年デビュー22年という岩出。純白のスーツにサングラスという出で立ちで会場から「カズヤ」の声援が飛び交う中、「愛を消さないで」でステージへ―。「お久しぶりです」の挨拶に続き、路線を変えた憧れの杉本眞人作品の「東京陽炎」や、メロディラインがきれいで「小樽の情景が浮かんでくる」という新曲のカップリング曲「小樽にて」、前作のカップリング曲「むらさき夜曲」の後は客席で「もう一回歌ってもいいですか?」と再び「東京陽炎」を歌い終えるとサングラスを外して客席へプレゼントするシーンも。岸和田市の観光大使も務めているが、「この大使の名刺を持って岸和田城とだんじり会館を無料でご見学下さい!」とPR。そして、ラストは真骨頂のやすらぎ演歌に仕上がった新曲「咲いてみないかもう一度」(作詞:原 文彦/作曲:徳久広司/編曲:南郷達也)を熱唱した。
 

岩出和也 新曲「咲いてみないかもう一度」メッセージ


 
*2018年6月9日(土)~10日(日)に1泊2日の串本・勝浦温泉へ行く恒例のランチショー付バスツアーを行う。
*2018年7月15日(日)15:00開演:メルパルクOSAKAホールにて「21世紀!岩出和也21周年記念スーパーライブ」を開催!
*2018年7月22日(日)12:00/16:00開演:神戸・垂水レバンテホールで開催される「キングレコード豪華 歌の競演」チャリティコンサートに出演する。

なお、次回vol.163は4月19日(木)午後1時から同じ神戸・新開地のKAVCホールで、青木美保(キングレコード)、瀬口侑希(日本クラウン)、山口ひろみ(テイチクエンタテインメント)のほか、4月からスリーマンス・アーティストとして3カ月連続でPRするみうら晶朗(ビクターエンタテインメント)が出演する。お問い合わせ先は小玉企画TEL.06-6365-5230まで。