大阪・新歌舞伎座で公演中の芝居と歌のステージで、観客を爆笑の渦に巻き込んでいる川中美幸(テイチクエンタテインメント)。昨年他界した川中美幸の母・久子さんが若い頃に大衆演劇の舞台女優だったこともあり今回の脚本が仕上げられたという一部の芝居は「七変化!美幸一座~母娘愛情物語~」。
初代座長だった亡き母が率いてきた旅回り劇団「かわなか座」を引き継いだ二代目座長のみゆき(川中美幸)が、先代が掲げた「笑顔千両」「まいどおおきに」をモットーに大衆劇団の立て直しに向けて奮闘する物語。大番頭の英和(赤井英和)や座員たちと劇団の再興を賭けて演じる名シーンがパロディ仕立ての股旅もの、爆笑座長漫才、ミュージカル、そして母の希望だった「八百屋お七」の人形ぶりと、笑いと涙の人情味あふれるバラエティーショーになっており、七変化名場面の数々を前代座長の母へ捧げる鎮魂歌として大阪弁で演じているのも見どころのひとつ。
共演の赤井英和のほか前田耕陽や瀬川菊之丞、同公演が初デビューで4オクターブの声を出すDiceK(ダイスケ)が脇を固めている。


二部の「川中美幸オンステージ-人 うた 心」はこの季節に相応しい「津軽さくら物語」でスタート。ヒットナンバー「ふたり酒」「二輪草」のほか、雪や雨をテーマにしたコーナーでは「忍路海岸わかれ雪」「遣らずの雨」など、そして、川中を10代の頃に歌手へとスカウトした恩師・もず昌平氏の作詞家生活50周年記念曲「深川浪花物語」も披露している。プレゼントコーナでは川中美幸の「全部が好き!」という女性ファンや、ビッグキティのぬいぐるみを始め次々とプレゼントの品を差し出すファンと交わすトークでも笑いを誘ったが、その都度「ありがとう!おおきにやでぇ~」の感謝の言葉も忘れない。


ステージ後半で登場した振袖衣装については、「頑張ったお母ちゃんのように川中美幸は92歳まで振袖を着続けることを宣言します!」の言葉でまた笑いを誘い、ラストは挨拶で「お母ちゃんの話が出たので…」と「おんなの一生~汗の花~」で幕を閉じた。
同公演は3月27日まで開演中!

写真提供:大阪新歌舞伎座


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