神戸市・垂水区で定着した赤い羽根共同募金チャリティーコンサート「田川寿美チャリティーショー」がこのほど垂水レバンテホールを会場に開催され、約1200名(2回公演)が出演者の歌に酔いしれた。このイベントは地元垂水区の社会福祉に貢献しようとイベントサポートわかば(亀井秀子代表)と垂水区社会福祉協議会が共同主催で数年前から年3回開催している。これまでにも大月みやこ、宮路オサム、湯原昌幸、山本譲二、鳥羽一郎、キム・ヨンジャ、角川 博、神野美伽、石原詢子等、歌謡界を代表するアーティストがこの企画に賛同出演している。今回は、田川のほか渡辺 要、地元歌手の愛田幾也、岡田 央が出演した。


満席の会場では愛田、岡田がそれぞれ新曲などを披露した後、このイベントには過去にも出演した渡辺が好調な滑り出しを見せている新曲「母は今でもこころの港」で登場。カップリング曲「火の国男節」などオリジナル曲のほか北島三郎の「終着駅は始発駅」などをジョークを交えたトークでも会場を沸かせた。
 
 
最後を飾った田川は「華観月」でオープニング。デビュー曲「女…ひとり旅」に続き、田川の真骨頂ともいえる海をテーマに男女の別れを歌った「哀愁港」「みれん海峡」と続いた。トークを挟んで同じ日本コロムビアの大先輩で今年生誕80周年、没後30周年の美空ひばりメドレーにも挑戦。「港町十三番地~お祭りマンボ~真っ赤な太陽」を一気に歌い上げた。
続いて客席に降り「時の流れに身をまかせ~いい日旅立ち~喝采」などを披露。後半は再びオリジナル作品に戻り、ひとつの転機になったいう「女人高野」や「花になれ」「一期一会」、そして最後は新曲でカラオケファンに支持され好調な「心化粧」で締めくくった。

トークを交えながらの約1時間のステージではデビュー当時のこと、故郷・和歌山のこと、人生観など自らの思いを熱く語った。この中で田川は「もう歌手生活は26年になる。長く続けているといい時、悪い時いろいろありましたが、そんな時は心にぽっかり穴があいたこともありました。帰省すると近所の方が優しく接してくれました。故郷は遠く離れても愛おしい存在です。何年経っても新鮮な気持ちで皆さんと向き合っていきたい。歌手である以上結果を出すことが大切ですが、これからも出会いを大切に心に寄り添えるような歌を歌っていきたい」と話す言葉には愛情があふれていた。

なお、当日は会場で赤い羽根募金を募ったほか、収益の一部を主催者の亀井秀子代表から垂水社会福祉協議会へ目録が贈呈された。

次回の「赤い羽根共同募金 宮路オサム 角川 博 チャリティーコンサート」は2018年3月25日(日)12:00&16:00開演。同じ垂水レバンテホールで、宮路オサム、角川 博、永井裕子、愛田幾也、好美が出演して開催される。