来年デビュー30周年を迎える野中彩央里の新曲「宗谷海峡」


 
 
来年迎える30周年を常に視野に入れた作品づくりを心がけ、7月に発売した新曲「宗谷海峡」(作詞:仁井谷俊也/作曲:徳久広司/編曲:丸山雅仁)で愛する人との別れを決めた女心を透明感のある歌声で歌い上げる徳間ジャパンコミュニケーションズの野中彩央里。

「今回は歌の世界観に落ち着いた感じを出しながらもスケール感を表現しやすいので―」と本来のキーより半音下げた。前作とはまた違った得意のファルセットを生かしたダイナミックな歌唱法にも注目だ。「特に♪やっと心が決まったの…のところは人生の岐路に立つ女性のギリギリ感が出る歌いどころなのでスケール感たっぷりに歌っていただきたいですね」。

新曲の舞台となる宗谷岬で風に吹かれるイメージにしたいとジャケット写真をブルーにするなど、ここ数年は来年の30周年を視野に入れた作品づくりにスタッフと一緒に取り組んでいる。

徳久作品はこの新曲で10作目。
「徳久先生から今やるべきことや歌い方についての助言を頂きました。デビュー10年目あたりから担当ディレクターに自分の歌に対する意見をようやく聞いてもらえるようになりました。なかでも『郡上恋唄』で徳久先生と出会ってからはいい意味でのディスカッションができるようになり、先生からは『真正面から歌を伝える事のできる歌い手に出会えて嬉しい』とのお言葉も頂き嬉しい限りです」と熱く話す。

また、「宗谷海峡」とは対照的な味わいある陽気な日本調ソングのカップリング曲「愛してブギウギ」では“ブギ”に初挑戦した。これも徳久氏がスーパーバイザーとなり昨年11月に発売したカバーアルバム「彩央里の特撰!大人の歌謡曲」がきっかけ。「ゲイシャ・ワルツ」や「勘太郎月夜唄」など全16曲収録されており、このアルバム発売を機に東京でライブをスタートさせた。

「30周年を前に子供の頃から大好きな日本調の”和”の作品をカバーした切望のアルバムを発売できて本当に嬉しいです。ライブはファンの皆様に生の歌を傍で聴いて頂けるので今やるべき事のひとつでもありますし、それが今後に繋がると思っています」と今後もこのライブを開催していく予定だ。

16歳で男唄でデビューして以来13年間所属していた事務所がなくなり前途に悩んでいた時期にサポートしてくれた今のレコード会社(徳間ジャパンコミュニケーションズ)とはデビュー以来の長い付き合いになる。
「(歌手業を)これまで休むこともなくやって来れたのも、苦しい時に皆さんが救いの手を差し伸べて下さったり、タイミングよくいろんな方々に出会えたお陰で今があると思っています。小さい頃から“歌手になる”との思いでこの道に進むことしか頭になく育ってきました。母の夢を託されたこともありますが、他には何も考えられないくらい自分の人生だと思っています」。

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