デビューシングル「一番きれいな花」に続くニューシングル「ねがい」(作詞:上田紅葉/作曲:三木たかし/編曲:高田 弘)を、5月10日に発売した徳間ジャパンコミュニケーションズの星星(しんしん)。「デビューしてもう1年。早い1年でしたが色々勉強させて頂きました」と振り返る。

中国・上海から留学生として来日。昭和、平成時代に作曲家として名を残したヒットメーカー・三木たかし氏と偶然に知り合い同氏の元で師事。三木氏の他界にともない故郷の上海でステージ活動に専念していたところ同じレコード会社の佳山明生氏の後押しもありデビューした。
「上海に帰っていたところご健在だった三木先生から2曲入りのMDが届いたんです。せっかく頂いた作品だったので―、そんな思いがありましたが昨年その願いが叶いました。ほんとうなら先生がお元気な時に出したかったのですが…残念です」と述懐する星星。来日当初は日本の芸能界に入ることなど全く考えていなかったらしいが、歌は好きだった。地元中国ではフルバンドを引き連れ全国ツアーの経験もあり、現在もライブ活動を敢行中という。それを知った佳山が上海へ飛び、デビューの話が持ち上がった。

「今はシンガーとして活動しているが歌う作品はほとんどが日本の演歌やポップスです。新曲は気持ちを込め詞の中の主人公になりきって歌ってます。生前、三木先生からは歌うのではなくマイクを相手だと思って語るように、そんなことをしっかり教わりました」と三木氏の教えを実践しているという。
デビュー後は大人気でヒット曲も沢山残したアジアの歌姫テレサ・テンの再来といわれたが、彼女自身は「よくいわれますがテレサ・テンさんとは時代の違いもありますので余り意識をしないようにしています」と。ただ路線的にはテレサのラインであることは確かで、新曲もそんな印象を持つ。
CDには2曲とも中国語バージョンも収録されている。「これからはポップス路線をしっかりと確立していきたい」と語った。