アンコールを含め14曲を熱唱!最新作の「みちのく ふゆほたる」(作詞:北村けいこ/作曲:川音 稔/編曲:鈴木 豪)に続き5月17日に5枚目のベストアルバム「松原健之ベストアルバム5」を発売したテイチクエンタテインメントの松原健之が5月27日「神戸新聞 松方ホール」(兵庫・神戸市)でコンサートツアーの皮切りとなる「TAKESHI MATSUBARA コンサートツアー2017」を開催した。これから東京、石川、磐田、札幌公演と続く。

2005年「金沢望郷歌」でデビュー。決して派手な存在ではないがその透明感のあるボーカルを武器に1作ごとに力を付けている。コンサートではオリジナルはもちろんカヴァー曲にも挑戦したほか、今回は例年とは趣向を変え、1部では寸劇を盛り込むなど構成面でも新たな展開を見せた。


午後5時。BGMとともに緞帳が上がりスポットライトを浴びながらオープニング曲の「みちのく ふゆほたる」で登場した。「2017年のコンサートツアーも神戸の地が最初になりました。とっても楽しみにやってきました。このホールは歌いやすいし皆さんとの距離もいい。皆さんの思いに応えられるように歌いたい」とまずは感謝とお礼の言葉を述べた松原。ニューアルバムに収めた新録音の「金木犀の雨」や「雪明りの駅」などを披露した後、ステージにバーカウンターがセットされコンサートでは初披露の寸劇の準備が整った。
「僕がやると芝居ではなく小芝居になるかもね…」と笑いを誘い役者に扮して登場。刑を終え、刑務所から久しぶりにシャバに戻り初恋の女性を探しながらネオン街を彷徨う、という設定でスタート。劇中、昭和の名曲「嵐を呼ぶ男」「南国土佐を後にして」「有楽町で逢いましょう」「君といつまでも」など6曲を歌い1部が終了。


2部ではオリジナル「雪」「ふるさとの空遠く」などのほか、「木蘭の涙」「歌の旅人」「北の冬薔薇」、ちあきなおみの「かもめの街」などのカヴァーを披露。アンコールでは松原にとっては外せない1曲になった「金沢望郷歌」で会場をラウンド。「この曲を最後にまた再会したい」とアンコールの最後はニューアルバムに収めた新録音でスケール感のある「別れの曲~花吹雪」で締めくくった。
15分の休憩を挟み約2時間半、歌とトークで会場を暖かく包み込み、同時に売りであるクリスタルボイスで聴く側に直接的に詰め寄ってくる様は松原ならではの特長である。今回もそのクリスタルボイスが冴えに冴えたコンサートだった。終了後はもう恒例となっている握手会(CD、グッズ購入者)に参加。ひとり1人とスキンシップを図った。

*2017年8月19日(土)兵庫:神戸ポートピアホテルにて「松原健之 サマーランチショー」開催!