はやぶさ 1stアルバム「はやぶさファースト」メッセージ


 
3人の若者がはつらつとした態度で必死に自分達の方向性を模索している姿に頼もしさを感じるー新世代歌謡グループとして成長著しいはやぶさ(写真左からショウヤ・ヒカル・ヤマト)である。3月15日にビクターエンタテインメントから1stフルアルバム「はやぶさファースト」を発売した。デビュー曲の「ヨコハマ横恋慕」から最新曲の「流星のロマンス」までのシングル盤A面全曲はもちろん、新たに書き下ろした新曲も収めた内容。DVD付きの初回限定盤(2枚組)と通常盤を用意した。通常盤にはボーナストラックとして3人がそれぞれ好きな1曲をカヴァーしている。7月12日にはニュー・シングル「未来はジョー!ジョー!」を出す。アルバムのPRと新曲の予約キャンペーンで来阪した。
アルバムとしては4年前にカヴァーのミニアルバムを発売しているが、オリジナルとしては今回が初めてだ。

 

「オリジナルとしてのアルバムを出すことは長年の目標でもありました。今回オリジナル作品を頂いて本当に嬉しいです。勲章でもあります。聴いていただければこれまでのはやぶさの5年の活動が分かってもらえると思います。チャレンジさせてもらった、そんな気分ですね。本当に宝物です。アルバムが欲しいとう人に早く届けたい」とはやる気持ちを抑えながらアルバムについて語るリーダーのヒカル。その熱っぽさに圧倒されたほどだ。
オリジナル曲として新しく書き下ろしたのは「北斗の町へ」、「七転八起」の2曲。また、十八番でもあるムード歌謡「ラブユー東京」、「新潟ブルース」のカヴァーも初めて収録した。また、通常盤にはそれぞれが自分で選んだというカヴァーを1曲ずつボーナストラックとして入れたのもセールスポイントでもある。
ヤマトは「おまえに」(フランク永井)、ヒカルは「花街の母」(金田たつえ)、ショウヤは「千の風になって」(秋川雅史)を選んだ。これらの作品はそれぞれ個人の意見が尊重された。「花街の母」を選んだヒカルは「セリフ入りの歌が好きだったしもうこれしかない、そんな気持ちでした」、「おまえに」を選んだヤマトは「何曲か選んだが同じビクターの大先輩だったので…」、そして「千の風になって」を選んだショウヤは「色々と候補があったが反響が一番だったので…」というのが選んだ理由だった。

アルバムの全体的な印象はバランスを考えての選曲が奏功したためか実に聴きやすさがある。また、ボーナストラックでもそれぞれの持ち味がしっかり出ており共に合格点を取っている。また、このアルバムで新たなファンの獲得も視野に入れるなど新しい発見が随所に見られるが、最大の魅力はなんて言っても3人の爽やかな声だろう。
「このアルバムの発売を機にライブハウスへの出演や演歌ファンだけではなくバンドファンにもアピールしていきたい」(ヒカル)と新たなチャレンジを視野に入れた展開を推進していく考えだ。

7月12日には8枚目のシングル「未来はジョー!ジョー!」を出す。テレビ東京系アニメ「デュエル・マスターズ」のオープニングテーマ曲でポップなサウンドに乗せて3人のコンビネーションがいいしスピート感ある作品に仕上がった。「デュエル・マスターズ」のプロモカードが封入された初回限定盤のほか、通常盤はカップリングにポップスタイプのオリジナル曲を収録したAタイプと、演歌・歌謡曲のカバーを収録したBタイプを発売する。先行配信は5月24日。

また、単独コンサートの第4弾「はやぶさ 夏祭り 2017だよ!!」を名古屋と東京で開催する。

5月28日(日曜)にはNHK「のど自慢」への出演も決まった。もちろん初めての出演となる。

*記者のひとこと*
歌唱力、テクニックなど歌い手にとっての必須条件は合格点を付けてもいいだろう。演歌からアニメまで幅広い路線を歌えるのも売りの1つである。取材の冒頭「のど自慢が決まったんです」といきなりの報告に当方「え、・・」と耳を疑ったほど。市場の活性化には次代を担う新人の育成は昔も今も変わらない。そういった意味でものど自慢への出演は彼らにとって大きな自信になるだろう。個性派の少ない男性陣の中にあってはなおさらだ。確実に前進している背景には歌への研究心と貪欲さだ。先日のNHKBS「新にっぽんの歌」で見事なバチさばきを見せたヒカルに思わず拍手を贈った。「のど自慢」しっかり見せてもらうよ。