ジェロ 10周年記念曲「ひとり舟」メッセージ


 

「海雪」のスマッシュヒットで演歌界の黒船と騒がれたビクターエンタテインメントのジェロが、デビュー10周年記念シングルとなる新曲「ひとり舟」(作詞:鈴木紀代/作曲:影山時則/編曲:周防奏臣)を引っ提げ来阪した。大人の孤独感をテーマに昭和の匂いをしっかりと詰め込んだ王道演歌でギターの旋律が心地よい。カップリングには田端義夫の代表作「かえり船」を収録した。
新曲についてジェロは、「大人の心情を歌った詞の世界観は初めてでしたが意外とすんなり入れました。前作がとっても評判が良かったこともあり今回も演歌色の強い作品になりました」と前作同様にコテコテの演歌に仕上げたのが特徴的だし、同時に歌いやすところはカラオケを相当意識したように思う。

また、一方の「かえり船」は異国の地で祖母が日本を想い、時には涙を流しながら歌っていたという昭和の代表作で、ジェロ自身も幼少のころから身近にあった作品で歌う度に祖母との思い出が甦るという。
「この『かえり船』には色んな思い出があります。お婆ちゃんがこの作品を歌っているビデオを改めて見ているうちにどうしても歌いたい、そんな熱い想いがこみ上げてきて…。昨年ライブで初めて歌ったところ周りの評判がすごく良かったし僕自身歌のお手本になっています」とまだそれほど歌い込んではないらしいが、歌う度に演歌歌手であることの喜びを感じる1曲らしい。

そのジェロもデビューして10周年。若手らとライブで演歌市場を盛り上げているイベント「演歌男子。」も定着したし自身もすっかり溶け込んだ。
「歌はもちろんコンサートなど色んなことをやらせてもらっているし充実の10年でした。毎年新しいチャレンジもしてきたしステップアップできと思ってます。これからは全国展開のコンサートをやりたいです」。8月2日には「演歌男子。学園祭LIVE in ASAKUSA」が開催される。

また2年前から始めたミュージカルも意欲的に取り組んでいる。12月には「メンフィス」の出演が決まった。「女性の兄の役なんです。それも頼もしいお兄さんです」とちょっぴりはにかんだ。ミュージカルへの出演は「メンフィス」で4回目だが、今後は「歌と同時並行でやっていきたい」のが夢らしい。
今回の来阪ではメディアに加えインストアライブも精力的にこなした。