みやさと奏 新曲「室蘭恋はぐれ」メッセージ


 
今年デビュー6年目に入った徳間ジャパンコミュニケーションズのみやさと奏が5月3日に6枚目の新曲「室蘭恋はぐれ」(作詞:ましこよしのり/作曲:叶 弦大/編曲:丸山雅仁)を出した。新曲の度に恒例となっている全国行脚に入ったがその皮切りとなったのが大阪。メディアに加え、新曲を歌う生ステージは初めてというCDショップでミニライブも行うなど精力的に動いた。

今回の新曲は北海道・室蘭の海を舞台に女性の切ない想いを彼女なりに表現した。路線的には演歌の匂いを適度に盛り込んだ歌謡曲。ご当地ソングとしては「逢いたくて金沢」に続く2作目になる。
「最初は張る作品だと思って思い切り歌ったのですが、叶先生からもっと抑えて抑えて、そんなアドバイスをもらったんです。でもそれが逆に難しくて…。でも予想以上に早い段階でOKが出ました」とレコーディングの時の様子をそう語るみやさと。そういえば試聴した時の感想は「随分抑えている」そんな印象は拭えなかった。張り歌に徹してスケール感を出しても良かったのでは、記者にはそんな思いが強い。
「部分的には張ってもいいと思ってますが、ただ感情移入すると張り歌になるし作品自体が重くなるので感情を抜きに声量も抑えています。難しいですけど」と自問自答する。

舞台となっている室蘭にはもう何回も訪問した。「地元の皆さんには大変喜んでいただいてます。室蘭の市長さんの所へも表敬訪問しました」というみやさとに「室蘭の観光大使にしてもらっては」と水を向けると間髪入れずに「ハイ、狙ってます」とは計算通りか?
今一番の目標はテレビに出ること。「やっぱり皆さんに知ってもらうにはテレビの歌番組に出演して歌うこと」らしい。

そんなみやさとが歌とともに自らが率先してPRしているのが2018年6月から就航する出身地の岩手・宮古と室蘭を結ぶフェリー航路の開設。郷土愛の表れか必ずPR用のパンフレットを持参する熱の入れようだ。

*記者のひとこと*
彼女と会うのは今回で3回目だと記憶している。デビュー早々は、まだ控え目で素朴なイメージがあったが久々に会った彼女は随分お洒落になったし茶目っ気な一面も見せるなどちょっとした余裕も感じ取れた。新曲に水を差すつもりは毛頭ないが記者の個人的な意見としては物足りなさを感じる。歌唱力があるだけにもっと力で押す迫力がほしかった。味付けが関西風の薄味になってしまった。もっと濃い目の味付けをすれば作品のスケール感は一気に増すように思う。と同時にカラオケというメディアの存在感を改めて認識した思いだ。ファンの反応を見ながら生のステージで思い切り張ってみてはどうであろう。