平成25年に「味恋酒(みれんざけ)」でデビューした徳間ジャパンコミュニケーションズの瀬生ひろ菜がセカンドシングル「だから・だから・・・」(作詞:早戸 亮/作曲:小橋浩司/編曲:伊戸のりお)を出した。「歌いやすく覚えやすい作品なので是非カラオケで挑戦して下さい!」と語る。新曲としては実に4年ぶりとなる。このほど大阪でラジオ出演、CDショップキャンペーンなど精力的に動いた。

子供の頃から歌好きの両親の影響を受け、歌に親しんできた。とくに影響を受けたのがカラオケ教室を営んでいた父親。「両親とも歌好きで昭和の名曲を良く歌い聴いてましたね。とくに父親の影響は大きいです」という。当然両親は演歌系を好んでいたが、学生時代の彼女はポップスを歌い踊っていたという。が、徐々に演歌に興味を持つようになり、いつの日か演歌歌手を目指すようになった。
新曲は父親がメロディーを付けた、作曲者である。「そうなんです。父はギターも弾けるし譜面も書けるんです。いい感じに仕上がってます」と微笑む。どことなくあの軽快なメロディーが今なお人気の「大阪すずめ」を彷彿させるね、と水を向けると「すんなり入れましたね。「大阪すずめ」は私のレパートリーの1曲なんですよ」

歌手を目指し出身地の岡山から2008年に上京。川崎駅前(神奈川県)での路上ライブがスタートだった。カラオケを持ち込んで演歌を歌い実践を積んだ。
「川崎駅前は今も昔も路上ライブが盛んな所なんです。ほとんどはポップス系で当時演歌を歌っていた人は少なかったですね」と当時を述懐する。デビューのきっかけはあるカラオケ大会だった。
「しっかりと歌心が伝わり、私の歌を生のステージで聴きたいといわれるような歌手が目標だし夢でもあります」と抱負を語る。今後はサークルキャンペーンをしばらく続けていく考え。
 
*記者のひとこと*
父親ゆずりの長身で笑顔が素敵な女性だ。全くのあてもなく知り合いもないまま単身上京。一見無謀に思うが、6年間路上ライブなどで度胸を付け、環境を作った。相当の苦労があったのでは、と想像するが彼女の口からはそんな印象はみじんも感じない。明るいキャラクターにぴったりはまった新曲は演歌というより歌謡曲。最近、こうした傾向の作品が増えているだけにその勢いにしっかり乗りたい。ただ一つ、瀬生ひろ菜ワールドを早く確立したいね。