新曲「紅散華」動画メッセージ


「この作品を大ヒットさせ皆さんに恩返しをしたい…」、そんな言葉で終演した。3月29日に新曲「紅散華」(作詞:円 香乃/作曲:池田八声/編曲:川村栄二)を出した日本クラウンの水沢明美が4月10日、地元兵庫県伊丹市の「いたみホール」で新曲のお披露目を兼ねた「2017 挑・華 水沢明美コンサート」を盛大に開催した。当日は2部構成で1部はカラオケ発表会、そして2部は多彩なゲストを迎え華やかなステージを見せた。
第1部のカラオケ発表会終了後の歌謡ショーには山川 豊、青山ひかる、北野好美がゲストとして駆け付けステージに花を添えた。
タイトルコールが会場に響く中、水沢がスポットライトを浴びながらステージ中央へ現れ、新曲「紅散華」でオープニング。カップリング曲「春がきっと来る」で客席をラウンド。民謡「刈干恋唄」「さんさ恋しや」「北の嫁っこ」などを熱唱した後、再びステージへ。来賓として駆け付けた担当ディレクターや作家陣を壇上に呼び込み新曲の制作意図などについてそれぞれが語った。

日本クラウンの大喜多ディレクターは、「新曲制作に当たって水沢さんから内面の女性の色気を出した作品がほしいと言われ、それなら徹底的にやろうと取り組んだのが今回の作品。水沢さんの新たな一面が出せた」。作詞家の円氏は、「夢だった水沢さんの作品が書けて幸せです。自分が描いていた作品が完成した」。作曲家の池田氏は、「今回の新曲はメロディー先行だったが、円さんに素晴らしい詞を付けて頂けて大変光栄です」とそれぞれが作品への思いを語った。また、王道演歌に仕上がったカップリング曲「春がきっと来る」の両作家(作詞:金沢 猛/作曲:久保田 衛)も紹介された。水沢は、「私の作品の中で女の情念を歌った作品が一作もなかったがこんな素敵な作品が完成した。私の新境地を開拓した作品だと思っています。大きく羽ばたきたい」と満面の笑みでそう熱弁をふるった。

民謡から演歌界に身を投じ28年目の入り口に差し掛かった水沢。独特の色っぽさがある歌声を武器に、スケール感のある新曲「紅散華」は歌謡界に風穴を開けるような作品になるかもしれない。

  
後半はゲストコーナーに移り、青森から駆け付けた北野好美が「雪虫」や発売したばかりの新曲「こんな女に惚れてみろ」を、青山ひかるは「氷の炎」「かみのやま慕情」を披露。そして、メインゲストの山川豊は代表作の「アメリカ橋」で登場。場内を盛り上げようと事前に決めていた歌唱曲を急遽変更し、全て会場からのリクエストに応えて「きずな」「流氷子守歌」のほかデビュー曲「函館本線」などで締めくくったが、トークは勿論、ベテランならではのステージに会場は大いに沸いた。

山川を送り出した後、再びステージに登場した水沢はめったにお目にかかれない初披露という真っ赤なドレスに身を包み、改めて新曲「紅散華」を熱唱。日頃は余り聴くことの少ない「桃色吐息」や「長崎ブルース」などを歌い、アンコールで再度「紅散華」を渾身の力で歌い上げた。