今年7月でデビュー25周年を迎えるキングレコードの夏木綾子を祝おうと先頃、大阪市内のヒルトンホテルで夏木綾子全国後援会が発起人となり、夏木綾子デビュー25周年を祝う会実行委員会主催のパーティーが盛大に開かれた。

冒頭ではキングレコードの担当ディレクター・湊氏が「34曲のオリジナル作品があれば34通りの歌を演じきれるミステリアスな存在は夏木綾子そのものだと思う」と挨拶。


お祝いのケーキがお披露目された後は、ステージに添えられた枝ぶりも見事な本物の桜の花と夏木の歌声が相まって見る者を魅了するなか、平成5年7月21日に発売した本人と母との絆を描いた自伝演歌のデビュー曲「浪花の母」でスタート。この日は東京や九州などの遠方から来場したファンも多く、「今日は約530名以上の皆様に集まって頂いていると聞いております。デビューからずっと変わらずたくさんの方に応援して頂いて25周年のパーティーを開くことができ感謝しています」と、男唄の「夫婦きずな」、10周年記念曲「晩愁海峡」などを披露。続いて、自身も「なんていい歌なんだろう、と思いながら歌っています」とデビュー20周年記念曲「雪のれん」などを披露。客席からの“綾ちゃん”コールが鳴り止まないなか、「デビューからの25年は感謝感謝の25年です。節目のひとつひとつにたくさんの皆様との出会いや絆があり、すべて私の宝物だと思っております」と感謝の言葉を述べた。

また、同じキングレコードの北川裕二も応援に駆け付け、「泣いて大阪」で登場。「自分の作品は全て恩師の弦哲也先生の作品なんですが、岸本先生が大好きで是非歌ってよ!とお願いされたこの曲を聞いて下さい」と「恋雨みれん」、新曲のカップリング曲「宵町草の女」、そして1月25日に発売した新曲「ついておいでよ」を披露。
 
 
 
続いてスペシャルゲストの角川博が最新曲「広島ストーリー」を歌いながら登場し、「岸本先生にはアルバムで何曲か頂いており感謝しております。綾子さんにはキング(レコード)のクイーンになって頂いて、僕はキングのキングになります!」との挨拶で会場を沸かせた。五木ひろしプロデュースによる「蒼い糸」の歌唱の後はファンリクエストに応えてモノマネを披露。1曲を何人かで歌マネした元祖だけに会場は爆笑の渦に―。
「僕は41年ですが、この曲が引き上げてくれたんじゃないかと思っています」と代表作の「女のきもち」、「伊豆の雨」、最後に今プッシュ中の「広島ストーリー」を歌い上げた。

夏木のステージ第2部はオリジナル曲のオンパレード。「あじさい雨情」「しかたないよね」「夜叉の河」「夜鳴く…かもめ」などを歌い綴り、客席を握手しながらくまなく回ったが、25周年を振り返って一番嬉しかったことは?の司会者の問いには、「母が私を歌い手にするのが夢で3歳くらいの頃からいろんな所へ歌い連れに行ってくれました。お陰で小学生の頃には着付けも自分でできるようになったことでしょうか。これからも日々勉強です」と、続いて歌う3月8日発売の25周年記念曲「雪舞い桜」(作詞:瀬戸内かおる/作曲:岸本健介/編曲:前田俊明)については「歌詞が素晴らしく、主人公の美しい心が感じられるとっても素敵な女性を描いて下さいました」とPR。新曲カップリングには「浪花の母~25周年記念バージョン~」が収録されている。

恩師で作詞家の岸本健介氏は、「夏木綾子はひたむきにコツコツと一歩ずつ歩んで参りました。今日お越しの北海道、広島、鳥取…など全国からのお客様に支えられて25年。キングレコードにはたくさんの歌手の方がおられますが夏木はこれからです!」と胸一杯の喜びを満面の笑顔で伝えた。

ラストは威勢のいい掛け声と共に「綾子のよさこい演歌」を歌い、「これからも固い絆を結んで離れないでください!」と締めくくった。

4月5日には2枚組全13曲収録の「夏木綾子 ベストセレクション2017」を発売する。