今年初めの「KOBE流行歌ライブ」vol.148が1月19日、神戸・新開地のKAVCホールで千葉一夫(キングレコード)、上川しほ(日本コロムビア)、男石宜隆(テイチクエンタテインメント)を迎え開催され、同ライブの初春ステージに駆け付けたファンで満席の賑わいとなった。

今月は新年(1月)をテーマに、初出演で神戸市北区出身の男石宜隆は「先日の大寒波で1月早々に猛吹雪を初体験しまして…」と松原健之の「雪」を、同じく神戸市兵庫区出身の上川しほは「神戸の新年は年越しに船の汽笛を流すんですよ」と以前の歌手名“柳柴帆”時代のオリジナル曲「港が見える街」を、千葉一夫は「先日BS歌謡プレミアムで石原裕次郎さんの『恋の街札幌』を歌わせて頂いたんですが、昔ムード歌謡全盛の頃にナイトクラブでよくリクエストされた『北の旅人』の歌詞がこの時期らしくて」とそれぞれのテーマにまつわる歌を披露。

メインコーナーのスタートは、以前よりファンからのラブコールが多く2012年のCDデビューから3作品を全て自作し今年5年目を迎える男石が「初めてのこのライブへの出演に感謝しております」と挨拶し、「台湾暮色」からスタート。「神戸は2日目に阪神淡路大震災からちょうど22年が経ち復興し続けております」と自身の体験談等をトークに交え、先の東日本大震災で被災された方の切ない思いを歌にした「愛の彼方に」や「おんな未練酒」で客席をラウンド。昨年9月のメジャーデビュー曲の紹介では、「作詞の仁井谷俊也先生が書いて下さった6作の中から好きなものを選びなさいと言って下さり、作曲の四方章人先生はこれまでの僕の自作品を全部聞いて『君には演歌がいいかな』と作って下さいました」というカップリング曲「おんな宿」、“のぶちゃん”コールと共に「大阪泣かせ雨」を歌い綴った。

メインコーナー2度目の出演となる上川は新曲「志摩半島」から―。「故郷でのステージですから張り切って参ります」と自己紹介。「いろんな方とのご縁にとっても感謝しております。作曲家の岡千秋先生に命名して頂き2013年にこの曲でメジャーデビューしました」と山口県が舞台の「向津具の女」、ラテンのリズムに乗せたカップリング曲「君子帰ろう」、そして昨年発売した初アルバムから「裏町酒場」「娘巡礼~阿波の国」、“いよぉ~っ”の掛け声で始まる賑やかなカップリング曲「昔、男に生まれていたら」を歌い上げた。

 

<上川しほ>
*4月9日(日):鳥羽市民会館大ホール「熊本地震復興チャリティーコンサート」出演

 

  
同ライブには約1年半ぶりの出演となる千葉一夫は和歌山を舞台にした前作「紀ノ川旅情」で登場。ファンの声援を受け「チバちゃんです!この間観ていたテレビで言ってたとおり神戸の女性は綺麗で品がありますね~」とベテランならではのトークで観客を沸かせ、幸せ演歌「絆酒」へと繋いだ。
そして、「神戸といえばこの歌でしょう~」とオリジナル「明石海峡」を歌いながら一人ずつ握手を交わしながら客席を回り、和やかな会話のキャッチボールでも楽しませた。「私は千葉の銚子市生まれでふるさと大使もしているんですが―」と前置きし、大分が舞台の新曲カップリング曲「国東は俺のふるさと」、オリコン演歌チャート初登場3位の新曲「雪月夜」(1/11発売)でラストを飾った。

*千葉一夫:動画メッセージ

次回2月16日(木)に神戸・新開地KAVCホールで午後1時から開催される「KOBE流行歌ライブ」vol.149には水田かおり、若原りょう、花咲ゆき美、人美が出演する。