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最新シングル「祖谷のかずら橋」(作詞:仁井谷俊也/作曲:宮下健治/編曲:南郷達也)に続き、来年2月22日発売の新曲「みちのくランプの宿」(作詞:仁井谷俊也/作曲:宮下健治)の公開レコーディングを12月7日、東京・文京区のキング関口台スタジオで行ったキングレコードのベテラン歌手・佐々木新一。

この日を迎え、「また歌うことができて嬉しい」―とは、今年6月に体調不良を訴え病院で検査を受けたところ医師から「胃がん」を宣告され、「このまま治療をしなければ後半年の命」と7月に入院。8月7日の古希を祝うディナーショーに無理を押して出演したが更に体調が悪化し、同9日に手術を受けたから―。

これまで病院とは全く無縁で胃がん宣告をされたときは落ち込んだそうだが、「自分には歌がある、そんな前向きな気持ちです。ファンから『いい歌をもう少し歌っていかなければいけないよ』と言われているようで、あと何年かは歌っていけるような気がしています」。

現在は通院しながら抗がん剤治療を続け徐々に回復しているそうで、「周りからは無理するなとうるさく言われますが本人は至って元気」とレコーディング曲も病を感じさせない艶と張りのある美声で歌い上げた。

今度の新曲は妻への感謝の気持ちを込めたほのぼのとした温かいメロディーラインで、初めての夫婦もの。「いろいろなことがあったけれどこれからも二人で頑張っていこうねという歌です。これからは妻のことを大事にしていかなければいけないのでしょうが、オレのことも大事にしてほしいですね(笑)」。

「祖谷のかずら橋」では初の歌碑が建立されたが除幕式に出席することができなかった。「来年はぜひ歌碑を見に行きたいですし、その徳島で10月に開催される『祖谷平家まつり』にも行ってみたい。3月には大阪でのゲスト出演もありますので、それまでに病気を治して元気な姿を皆さんに見ていただきたい」と話した。