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「本日はご来場頂き心より感謝いたします。皆様の暖かいご支援で35歳になりました。まだまだ努力が足りませんがこれからも仲間として同士として暖かく見守ってください」―デビュー曲「俺の咲いた花」を歌った後そう挨拶したキングレコードの原田悠里。11月24日にNHK大阪ホールで満員のファンを集め「デビュー35周年記念コンサート」を行った。

毎年恒例となっていた大阪でのコンサートはこれまで7月に開催されてきたが、今年は35周年という節目の年にあたり構成・演出に時間をかけたため11月の開催となった。それだけ内容的には豪華絢爛、衣装もこの日のために全て新調したという原田。1曲1曲に思いを込め約2時間全15曲を熱唱した。

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オープニングではデビュー当時の懐かしい写真がステージ上に映し出され「俺に咲いた花」でスタート。「この歌がなければこのステージには立っていない。私の宝物だし関西から育ててもらった作品です」という「木曾路の女」、そして旅情演歌として「安曇野~氷見の雪~倉敷川~飛騨の月」、おもいで暦として「お水取り~七夕祭り~螽斯~大晦日」をメドレーで披露。前半最後は長い親交がある二葉百合子からのビデオレターが届き、二葉の代表作である長編歌謡浪曲「九段の母」を渾身を込めて熱唱した。

haradayuri3後半は乗りのいい原田の代表作でもある「津軽の花」でスタート。「三年ぶりの人だから~夢ひとすじ~人生ごよみ」とメドレーをはさみ故郷がタイトルの「天草の女」、「古都旅情」と続いた後、師匠である北島三郎氏からお祝いのビデオメッセージが届いた。この中で北島は「おしゃべりも歌もひと皮むけた。心を込めて一生懸命歌ってくれればいい。これからも原田悠里に変わらないご支援を宜しく」とエールを送った。さらに同じ事務所の後輩でもある山口ひろみが花束を持ってお祝いに駆け付け、新曲の「女の幸せ」を披露し華を添えた。

人生の応援歌として好調なスタートを切った35周年記念曲の第2弾「人生夢桜」(作詞:下地亜記子/作曲:岡 千秋/編曲:前田俊明)を披露した時、原田から新曲の作詞家である下地亜記子氏が死去したことを報告、「精一杯頑張ってこの歌に命を注ぎたい」と語り、最後は下地氏への思いを込めデビュー2作目の「命かけても」を歌い終演となった。

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*デビュー35周年を記念した4枚組51曲収録アルバム「原田悠里大全集1 1982年~1992年 デビュー35周年記念企画」も11月23日に発売されている。