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(左から)山内惠介、市川由紀乃、三山ひろし

2001年4月14日に享年77歳で逝去され、「チャンチキおけさ」や「東京五輪音頭」など数々のヒット曲で知られ昭和を代表する国民的歌手・三波春夫さんの没後15年を偲んで企画された「三波春夫没後十五年特別企画 山内惠介・市川由紀乃・三山ひろしスペシャルコンサート」が10月25日、神奈川・横浜市の神奈川県民ホールで開催され、初日となった同会場は2500席が昼夜2回とも満席に―。

時代を担う若手演歌の山内惠介(ビクターエンタテインメント)、市川由紀乃(キングレコード)、三山ひろし(日本クラウン)の3人によるコンサートの第1部は、「長編歌謡浪曲 絵巻~『大忠臣蔵』より~」(監修・脚本:三波美夕紀/構成・演出:宮下康仁)と題し、「長編歌謡浪曲」を約50分に凝縮して「あゝ松の廊下」から「元禄名槍譜 俵星玄蕃」までを語りと歌で綴った。

第2部は、「熱唱!トリプル オンステージ」(構成・演出:宮下康仁)と題して、それぞれのミニステージから三山が「人恋酒場」「お岩木山」、市川が「海峡岬」「命咲かせて」、山内が「スポットライト」「恋する街角」などを、続く「三波春夫トリビュート」コーナーでは、山内が「雪の渡り鳥」、三山が「大利根無情」、市川が「一本刀土俵入り」を、「三波春夫ヒットメドレー」コーナーは3人で「チャンチキおけさ」「船方さんよ」「世界の国からこんにちは」「東京五輪音頭」を披露。

後半はそれぞれの最新曲から三山が「四万十川」、市川が「心かさねて」、山内が「流転の波止場」、ラストは3人で三波さんのヒット曲「おまんた囃子」の全17曲を熱唱した。

終演後の感想について-
山内=「三波先生は歌の神様のような方なので今日はとても緊張しました。1人だとなかなか乗り越えられない壁も3人だからこそ成し遂げられたのかなと思います」

市川=「すべてが初めての経験だったんですけれど、惠介さんとひろしさんの胸をお借りしていい経験をさせていただき、いい初日を迎えることができました。まさか自分が三波先生の長編歌謡浪曲に挑戦させていただけるとは思ってもいなかったので、これらの歌手人生において大きな経験とプラスになる時間をいただきました」

三山=「この企画に呼んでいただけてすごく嬉しかったです。客席に三波先生が座っていらっしゃって『頑張れよ』とエールを送って下さっているような気持ちでステージに立たせていただきました。夢のような初日でした」

尚、このコンサートは来年3月9日の茨城県立県民文化センターまで全国13会場28公演で開催される。