1023_1兵庫県・垂水区制70周年と赤い羽根共同募金70周年のイベントとして10月23日、神戸市垂水区の垂水レバンテホールで開催された「チャリティショー」(主催:垂水区社会福祉協議会、イベントサポートわかば/後援:神戸新聞社、ラジオ関西)。

同様の関連イベントは毎年3回開催されているが、今回のイベントは垂水区制と赤い羽根共同募金がちょうど70周年にあたるため、ここ数年に亘り垂水区社会福祉協議会へイベントで募った寄付金を毎回贈呈している主催のイベントサポートわかば代表・亀井秀子氏へ、これまでの募金活動の功績を称えて感謝状の授与も行われた。

また、現・垂水区長の山田恒子氏も同席のもと行われた「垂水区制70周年式典」ではスクリーンに古き良き垂水の写真が投影され、地元在住の佐川満男が子供の頃に住んでいた海沿いの実家やジェームス山での思い出話など、歴史ある垂水について解説を交えながら紹介した。

今回も昼の部、夕方の部共に超満員となった会場では、地元・垂水を拠点に活躍している歌手として出演した好美が「泣き顔美人」「ほど酔い酒」「せつな川」「夜のほとりに咲く花は」を、愛田幾也が「京都雨慕情」「ボサノバ」「男どうし」を歌い華を添えた。

そして、いよいよお待ちかねの「増位山太志郎チャリティーショー」。渋めのスーツ姿で登場した増位山太志郎が大ヒット曲「そんな夕子にほれました」でスタート。「この曲は娘が生まれた時の歌なんですがその娘も、もう42歳…。当時から実話なんですか?なんてよく聞かれましたが、歌に出てくる“夕子”さんは作詞された海老名香葉子さん家のお手伝いさんの名前なんですよ。最初は売れるとは思わなかったこの歌が125万枚も売れたお陰で癖になってしまって…」との裏話しで大盛り上がり。後々の“そんな”シリーズや“夕子”シリーズ作品へと続いたことも打ち明け、「そんなナイトパブ」「けい子」につづき、「そんな夕子にほれました」の続編「夕子のお店」や、「冬子のブルース」「あき子慕情」などを歌い上げた。

1023_2続いて、垂水区須磨の出身で、17歳でスカウトされ1960年に歌手デビューした佐川満男が友情出演に駆け付け、「今は幸せかい」で客席から登場。「無情の夢」「背広姿の渡り鳥」「星屑の街」などのオリジナル曲を歌い、「会場には知ってる顔ぶれが…ありがとう!」と、歌手としての第一線の活躍後に地元・垂水へ戻って故郷の良さを伝える喜びを噛みしめているかのように観客の声援に応えた。そして、歌手魂に火が付いたのか‘60年代のPOPSメドレーではスタンドマイクを右左にステージ狭しと77歳とは思えない?ステージングで沸かせ、今年4月に伊藤ゆかりと娘の歌手・宙美の3人で開催したコンサートが大盛況に終わりとても楽しかった事などを話し、ラストに「また逢えたらいいね」を歌った。

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ステージ後半は、粋な着流し姿で再び出演した増位山が旧知の仲の佐川との四方山話から―。
「大阪・北新地で(佐川が)店を出している頃にはよく通ったねぇ。夕子とかけい子とかあき子とか、誰の事やら…。真樹さんもユミさんも知らないよぉ~」と、“昭和歌謡”を歌い継いできた増位山ならではの絶妙な笑い話?で盛り上げた。

そんな女のひとりごと」が130万枚という増位山にとっての第2弾ミリオンヒットになった当時は初代若乃花関、輪島関、三重ノ海関らが大活躍していた時代だったことも話題に―。

「この曲のヒットのお陰で三保ヶ関部屋のビルが建ったんですよ。今68歳なんですが、青春時代がおそらく会場の皆様と同じ昭和の方ばかりかと思いますので今日はとても気分が高揚しています。引退前の髷のある時に最後のレコーディングをした思い出の曲を歌います」と、今も変わらない艶のある歌声で「男の背中」や石原裕次郎メドレーを歌い綴った。
そして、「この曲の発売後まもなく横綱の北の湖さんが亡くなられ、最近では同じく千代の富士さんも他界されましたが、仲良くやってた頃が目に浮かんでくる」と、久々の男唄「男のコップ酒」をしみじみと歌い、9月21に発売したばかりの女性目線の新曲「白雪草」、中村美律子との”協作”「夢の花 咲かそう」で幕を閉じた。

次回の関連イベントは2017年3月25日(土)「角川 博 チャリティーコンサート」としてゲストの石原詢子と共に同会場で開催される。

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