0920_takumiryoかつて内山田洋とクールファイブのボーカルとして活躍していたたくみ稜が日本クラウンへの移籍を機に新たな模索を始めた。今年の7月に発売したニューシングル「オランダ坂/わかれ雨」(作詞:下地亜記子/作曲:徳久広司/編曲:矢田部 正)を引っ提げ全国を精力的に訪問。その甲斐があってかヒットチャートも確実にランクアップしている。

デビューしてもう32年。キャリアからしてそろそろベテランの域に差し掛かったといってもいいたくみ。歌手であり役者としての経験も豊富だ。
「歌手になりたい、そんな願望を持ちながら色んなオーディションに挑戦してきた。役者としてもやってきたが、自分の中では歌1本でやりたいという気持ちが強い。縁があり昨年クラウンに移籍して再出発している。焦りはないが大地をしっかり踏みしめ一歩一歩進んでいきたい」と今の心境をそう語る。

新曲については「これまでになかった作品で新たに引き出しがひとつ増えたし、手応えを何となく感じている。ただ課題は自分の活路を早く見つけ出したい」と歌手として一日も早く独り立ちしたいのが急務であるという。新曲はそれなりの持ち味を出している、と見た。
最近は芸の幅をひろげることを視野に入れ、いまサックスを特訓中。

今年の5月にはテレビ大阪で「たくみ稜の朝うた」(毎週日曜AM5:05~5:35)がスタートした。たくみ自身が司会進行役になり毎回ゲストを迎え歌とトークで番組を進めるというもの。
また、来年公開予定の映画「レミングスの夏」に役者として出演している。

*記者のひとこと*
歌手と役者の2足の草鞋を履いている人は歌謡界ではそれほど珍しくはない。たくみは歌一筋にいきたいのが希望のようだ。歌謡界に風穴を開けたいならひと声聞いたらすぐそれと分かる色合いというか世界観を磨く必要があろう。いいものをもっているだけに自分の持ち味を早く探すべきだ。