0704_miyasatokana高校時代にあのハスキーボイスで知られた桂 銀淑(ケイ・ウンスク)の歌を聴いて歌の世界に進路を決めたという徳間ジャパンコミュニケーションズのみやさと奏が新曲「もいちど生まれてくる時は」(作詞:伊藤 薫/作曲:叶 弦大/編曲:若草 恵)のヒットに奔走している。これまでは演歌色を前面に出した作品で勝負してきたが、今回の新曲は初めて挑戦する歌謡曲。

「こぶしが使えない」というのが新路線へ方向転換したひとつの理由でもあるらしい。元々、ポップス歌手志望だったという彼女にとってはいい意味での冒険? だったに違いないが「等身大のイメージに近かったので背伸びしないですんなり入れました」と全くの違和感もなく歌えるという。

新曲の舞台は夜の新宿。失恋から立ち直ろうとする女性の思いを自然体の声で彼女なりに表現している。「感情移入は本来なら私の実体験で…といいたいところですが、そこは私自身の想像で…」とちょっぴりはにかみながらそう微笑んだ。
スタッフには歌が重くなるから余り入り込まないようにとくぎを刺されているらしい。

3年前からサークルキャンペーンを視野に入れた展開をしているが、今はモールのイベントスペースなどでも意欲的に活動している。
これからの目標は「とっても根気のいる仕事です」と前置きし、テレビのブラウン管を通じアピールしたい。その時が私にとって初めて立つスタートラインだと思っています」と結んだ。ヒットメーカーの叶 弦大氏が師匠だ。

*記者のひとこと*
まだ知名度もなく地味な存在ではあるが、歌謡曲に舵を大きく切ったことは正解だろう。歌謡曲の波はまだ小さいが将来必ず大きな波になっていく可能性を秘めている。カラオケで歌謡曲が歌われる頻度の多さにそんな傾向が顕著に表れている。彼女の声質も歌謡曲向きと見た。これから歌にどんな色合いを付けるか、そこに彼女のヒントがあるように思う。