160606_matsubara「FM局でもオンエアしてもらっているしこれまでにない広がりが出ている」―透明感のあるボーカルにクリスタルボイスの異名を持つテイチクエンタテインメントの松原健之の新曲「木蘭の涙」(作詞:山田ひろし/作曲:柿沼清史)が好調だ。スターダストレビューのオリジナル作品でCMでも話題を呼んだ。
 
「松原の声でこの作品を聴いてみたい」―スタッフのそんな一言が松原の心を動かした。「まったく抵抗感もなかったし、僕にとっては引き出しがひとつ増えた気分。デビュー11年目のスタートにふさわしい作品にしたい。改めて聴いてもとってもいい曲だなぁと思う」と淡々と語る松原。この他にも新曲として数曲の候補もあったが、デモテープの段階でこの作品に決まった。
 
歌手に憧れ18歳で上京。「長い道のりのような気もするが、あっという間の11年でした。挫折もしたが今思うと恵まれた11年でした」とデビュー後を回想する。「金沢望郷歌」という演歌の匂いが漂う作品でデビューしたが「これと決めないでジャンルの垣根なく歌っていきたい」と松原にとってはまだ路線を確立する段階ではないらしい。

昨年に続いて今年も「松原健之コンサートツアー2016」を5月14日の神戸を皮切りにスタートした。今回は美空ひばり作品をそれぞれの会場で3曲ずつ披露するコーナーを設けた。コンサートツアーはこれから静岡(6月17日)、札幌(7月14日)、東京(7月20日)、石川(8月10日)と続く。
また、8月20日はホテルオークラ神戸で松原健之サマーランチショーを行う。

*記者のひとこと*
新曲の度に妙に心をくすぐる新しい発見がある。真摯な姿勢で歌に取り組み技を磨いているし人間的にもにこやかな表情で物腰も柔らかい。歌手・松原健之にはそんな印象を持つ。「木蘭の涙」はじっくり歌い込めばさらにスケールアップしそうな予感がする。ただ1つ、ポイントをしっかり掴むことが松原の課題ではないか、と想像する。