0522_allkyojin上方漫才界の雄として不動の人気を誇るオール阪神・巨人の巨人が、よしもとR&Cから新曲「男の子守唄」(作詞・作曲:オオガタミヅオ)を発売した。男のロマンをフォークタッチに歌った傑作で、とくに中高年の男性にその詩が共感を呼んでいる。

5月18日に発売されたばかりだが、早くもヒットの兆し。さらにセールスに拍車を掛けようと22日には、大阪・天神橋筋商店街にある老舗CDショップ「あこや楽器店」でサイン即売会を行った。

漫才界でも歌の実力は折り紙つきで、これまでに9枚のシングルを発売。2015年の芸歴40周年記念曲では「大好き」という杉本眞人作品「天国への手紙」を見事な歌唱力で歌い上げた。

新曲「男の子守唄」は発売前から反響を呼んでいた。というのも、中高年層に人気のNHKラジオ「深夜便」の4~6月の”深夜便のうた”に採用されたためだ。よしもとの関係者によると「楽曲を頂いた時から是非オール巨人にと決めていた」(クリエイティブ・エージェンシー、プロモーションセンター笠井陽介センター長)。昨年、NHKに持ち込んだところ楽曲が評価され、トントン拍子に話が進んだ。オール巨人自身の同曲への熱い思いもNHKを動かした、と想像する。

「この作品を最初に聴いたときは難しい歌だな、そんな印象でした。とくに高音が難しい」と、「男の子守唄」について語るオール巨人。一句一句丁寧に歌っており、歌に少々濃い目の色合いを作った、そんな印象を受けた。 

歌はジャンルを問わず好きで、カラオケにも良く出掛けるという。とくに、やしきたかじん(故人)の歌ならほとんど歌えるほか、演歌の王道をまっしぐらに進む鳥羽一郎も好きらしい。

NHKラジオの深夜便は文字通り深夜の番組。多分、聴いているのはシルバー層がほとんどだと思うが、この歌に共感した人が今CDショップに押し寄せている。「発売前からいい歌だ、と問い合わせが殺到していたし今も問い合わせが多い。深夜便の影響であろう」(あこや楽器店・野村 恵店長)の言葉に全てが集約されている。

当日は早くから熱心なファンが来店、長い列を作った。また、午後からは堺、岸和田のCDショップにも出掛け、同様のイベントで盛り上げた。