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「今年は何としても神戸からスタートを切りたかった」―クリスタルボイスに益々磨きがかかっているテイチクエンタテインメントの松原健之が5月14日、神戸市の神戸新聞:松方ホールでで「コンサートツアー2016」のスタートを切った。このツアーは昨年に続くもので、神戸を含め全国5会場で順次開催する。

4日前の11日に新曲「木蘭の涙」(作詞:山田ひろし/作曲:柿沼清史)が発売されたばかりで、会場に設けられたCDの即売コーナーには多くのファンが列を作った。

0514_matsubara1当日はピアノ、ドラム、ベース、ギターのミュージシャンを従え、アンコールを含め全18曲を熱唱。前半のテーマは”愛”、「雪明りの駅」でオープニング。「瞳の奥まで」「愛のうた」「あの町へ帰りたい」など、トークを交えながら進行し、見せ場となった美空ひばりカヴァーコーナーでは「裏町」「港町十三番地」「真赤な太陽」を熱唱、―というより熱演と表現した方がいいだろう。客席から一層大きな拍手が送られた。

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休憩をはさみ後半は”北メドレー”として「石狩挽歌」「津軽海峡冬景色」など4曲、ラテン調にアレンジしたデビュー曲「金沢望郷歌」や「ときめきはバラード」ほか最新シングル「木蘭の涙」、カップリングの「ブルー・スカイ~あなたと飛びたい」などを披露し、2曲のアンコールでフィナーレとなった。
また、会場には熊本地震チャリティーの募金を募った。

因みに最新作の「木蘭の涙」はスターダスト・レビューのカヴァー曲。この「木蘭の涙」は通常のCDと同曲のミュージックビデオを収めたDVD付の2枚同時発売されている。

いつの頃からか、松原の透明感のある声に”奇跡のクリスタルボイス”という言葉がキャッチフレーズとして定着している。1曲1曲を丁寧に歌い、じっくりと時間をかけながら観衆を包み込んでいく―まさに松原ならではの持ち味をいかんなく発揮したステージとなった。ドラマを作りながら、うまい歌と同時にいい歌を聞かせてくれた―そんなコンサートだった。