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新曲「泣いて大阪」(作詞:下地亜記子/作曲:弦 哲也)が好調なキングレコードの北川裕二が9日、大阪・吹田市の江坂ホールで「2016北川裕二 新曲発表ライブツアー」と銘打ったライブを行った。文字通り、新曲発売を記念して北川のファンクラブ「裕二ファンクラブ」などが後援しているもので、4月19日の東京公演を皮切りに全国7会場で順次開催、各会場とも満員の盛況ぶりを見せている。

大阪会場には地元大阪のファンは勿論の事、遠くは東京、岡山、四国方面からも、雨模様にもかかわらず熱心なファンが駆け付けた。
また、今回は専属司会者でお笑いの世界でも活躍中の東京助(あずまきょうのすけ)が初来阪し、絶妙のトークで盛り上げた。

0509_kitagawa2新曲「泣いて大阪」でオープニングを飾った北川。「ライブツアーは今回が初めて。大阪ものを本場大阪で歌えて大変感激しており、また幸せです。皆さんのご期待に応えるにはこの作品を大ヒットさせることしかないです」と初っ端から感謝の言葉。カップリングの「夢ふたり」、デビュー曲の「雨の停車場」、「潮来雨情」などオリジナル作品を披露した後は大衆演歌路線の第1弾「女のみれん」、そして「恋雨みれん」「なみだ百年」「命まるごと」をメドレーで披露。客席をラウンドし前半を終了した。

0509_kitagawa1後半に入る合間をぬって15年ほど漫才師として活躍していたという司会者の東がステージに登場。お笑いネタで会場を爆笑の渦に。再び北川が衣装を変えて登場し、「流転」や大阪に因んだ「大阪すずめ」「宗右衛門町ブルース」を披露。最後はもう一度新曲「泣いて大阪」「夢ふたり」をフルコーラスで熱唱した。新曲について、「ワルツ調なので急がずゆったりと歌ってほしい」と歌唱指導するなど、相変わらずのサービス精神旺盛ぶりを見せフィナーレとなった。

今後は、6月16日(木)「KOBE流行歌ライブ」のほか、新曲「泣いて大阪」が日本レコード商業組合関西支部主催の「2016にっぽん うたまつり」の課題曲に決まり、10月6日に開催されるスターパレードに出演する。

*記者のひとこと*
デビュー以来、活動の場が関東中心だったことから関西は不毛の地でもあった北川。「女のみれん」をきっかけに関西にもファンがどっと増えたのは庶民的な風土を好み、歌に厳しい目と耳を持つ関西人に大衆演歌が受け入れられたこと。そして北川の人柄にある。日頃から人一倍の汗かき。ステージでもハンカチを手に流れる汗を拭きながらの熱唱に集まったファンが最後まで惜しみない拍手と声援を送った。いい雰囲気のステージを久々に観ることができた。