0421_yabukiharuka美人演歌歌手として演歌界を沸かせた矢吹春佳が13年ぶりに復帰、ビクターエンタテインメントから「恋情話」(作詞:吉岡冶/作曲:市川昭介)を発売した。「緊張の毎日です…」とちょっぴりテレながらもブランクを感じさせないステージは、デビュー年に日本レコード大賞など数々の新人賞を総ナメした力をいかんなく発揮している。

このほどキャンペーンの一環としてマンスリーの大阪とKOBE流行歌ライブに出演し、会場から「待ってたよ」そんな声援が飛ぶ中、円熟味すら感じさせるステージを見せた。

1995年に”ささやき演歌”のキャッチフレーズでデビュー。演歌ファンにはまだ記憶として鮮明に残っているに違いない。4年後に引退、そして復帰。理由はどうあれ、デビュー曲の「恋情話」で再び勝負に出た勇気を買いたい。たぶん、本人はもちろん、関係者も「恋情話」が全国津々浦々まで浸透していない、つまり楽曲がしっかり活性化していないとの思いもあったのでは、と勝手に想像する。

「私の気持ちの中で機会があればもう一度やってみたい。潜在的にそんな思いがありました。課題にしていた情感移入もそれなりにできるようになりました」という矢吹。久々に見たステージはウリである妖艶さに更に磨きがかかったことに加え、デビュー当時から気になっていた気負いが全くといっていいほど取れたことだ。つまり自分流のペースに持ち込めるようになったことは大きな成長といえる。8月28日は大阪・新歌舞伎座の森進一のステージに立つ予定で準備中だ。

女性演歌陣が今なお頑張っている中でどう存在感をアピールするか。気になる1人だ。